どうもどうも、コッキーです!
今回は、太陽光発電・電力供給の未来、仮想発電所(VPP:バーチャル・パワー・プラント)について語りたいと思います。
仮想通貨じゃなくて?
仮想発電所ってなんだよ⁉️ってなりますよね。
2つの共通点は、IoTの発展によって可能となったもので、集中型ではなく分散型だということです。
いままでは、大規模な発電所から一方的に電気が送られてきものを、各家庭や事務所が電気を使うといった仕組みでしたが、これからの未来はVPPにより変わっていきます。
仮想通貨は分散型の台帳で記録する、仮想発電所は分散型の発電・蓄電施設で電力需給をコントロールするものになります。
仮想発電所、VPP(バーチャル・パワー・プラント)は、もう少し詳細に補足すると、
太陽光発電所・風力・バイオマスなどや蓄電池、電気自動車(EV)や住宅設備などを、IoTの導入により全体をまとめて管理することで、
地域の発電・蓄電・需要を「まるで一つの発電所のように」コントロールするというものです。
ヨーロッパなんかであれば、域内が送電線網で繋がれているため、他国と電力を融通することもできるので、再生可能エネルギーなどの受給コントロールが比較的融通が利くわけですが、
国外と繋がっていない日本という島国では、融通が出来ないので、よりVPPの果たす役割は大きくなってくる、というわけです。
持続可能な開発目標(SDGs)なんかでもVPPは取り組まれており、最近主流になりつつあります。
日本の先進事例としては、
横浜市で防災性向上の目的とした政策で、太陽光と蓄電池を小中学校に整備することで、その分散型の電源をIoTで束ねて1つの発電所のようにする仕組みがすでに導入されています。
VPPによって、エネルギーの「つくる」「ためる」「つかう」を調整し、家庭や企業、工場、店舗、自治体などが電気を供給しあうことで、地域の防災性の向上・持続可能なまちをづくりを推進するものになります。
今年度、FIT制度開始後10年が経過し、制度の大幅な見直しが行われる年になりますが、再生可能エネルギーなどの電力事業者の未来は明るいと、個人的には感じています。
それはなぜか?
だって、普段、皆さんは30円程度で東京電力などから電気を購入していますよね。
それが、VPPの導入により、電力を購入する皆さんは、価格を抑えた25円とか20円で手に入れられると共に、販売事業者もFIT終了後に、アグリゲーターに売ることで、大幅な買取価格の低下が避けられるのではないかと思っています。
しかも、自分で発電所・蓄電池を持つことで、その太陽光発電所が、将来の持続可能なまちづくりにも貢献することができるって、何だか、かっこよくありません?
世界中で問題となっている二酸化炭素の削減にも貢献できるし、地域の防災性も向上させられる。エネルギー自給率もあげられる。
まさに、Win×Win×Winですよね!
コッキーは、これからも誇りをもって、太陽光発電所の所有基数を増やしていきたいと思っております。
VPPの導入される未来に向けて、ご自宅に太陽光や蓄電池、それから、太陽光発電所を所有など、検討してみてはいかかでしょうか?
一緒に持続可能な未来・省CO2まちづくりを推進しましょう!!
では。
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