どうもコッキーです!
先日は、鶴岡市のつるおかランド・バンクを学びに行って来ました❗
不動産価値の向上を図りにくい地方都市における地域再生の手法。
価値が創出できないなかで、どのように誘導し再生を図っているのか大変参考になりました~~
つるおかランド・バンクは以下の様な法人
・鶴岡市内の空き家・空き地・狭隘道路を密集市街地の一体的問題として捉え、所有者などのステークホルダーから寄付や低廉売却での協力を受け、生活しやすい環境に小規模ではあるが、それを連鎖させて再生させる。不動産に関わる有資格者の専門家が、集合して対応する「プロボノ」のNPO法人
・法人許可:平成25年1月22日
・役員構成:理事12名 幹事2名 計14名
・目 的:小規模連鎖型の区画再編事業による中心市街地居住地域の活性化
・理 念:空き家・空地が売買されるチャンスに、街の将来を見据えて道路・区割り
を少しづつ整備していく。
・業 務:売買,賃貸,相続登記,境界問題,リフォーム・リノベーション,用途変
更⇒問題解決の窓口となる。
鶴岡市の概要
・面 積:1311.49k㎡
(東北最大の市域)
・人 口:120,830人
・市街化面積:2,327ha
・世 帯:45,339世帯
鶴岡市のまちづくりの課題
・中心部密集住宅地の少子高齢化、人口減少に歯止めがかからず、空き家・空き地が増加
・公有地を含め、未利用遊休地の活用が進まない
・地価が安く、土地の高度利用による事業スキームの成立が困難
再生方針:中心住宅地への居住回帰
・空き家、空き地、狭隘道路を一体的に捉えた小規模連鎖型区画再編による住環境整備
〇つるおかランド・バンクび業務内容
①空き家委託管理事業
②空き家コンバージョン事業
③空き家バンク事業
④ランドバンク事業
⑤ランド・バンクファンドによる助成事業
①空き家委託管理事業
収益事業として空き家を管理し、情報を収集する。
②空き家コンバージョン事業
・シェアハウス(学生)
・高齢者支援(活動拠点)
・カフェ、ギャラリー、コワーキングスペース
・コミュニティハウス、公民館
※助成金上限100万補助率1/2
③空き家バンク事業
・空き家バンク登録154物件
※市場流通で取引可能物件は地元不動産業者を案内している
■多少問題あり物件
宅建業者へ依頼245件⇒成約109件
解体業者へ見積もり依頼177物件⇒受注39件
④ランドバンク事業
〇ランドバンク事業で扱う物件は、
〇ランドバンク事業で扱う主な物件は・・・
・危険家屋
・見向きたくない物件
・古く構造上問題がある物件
狭隘道路対策
(点)の整備事例
(線)の整備事例
(面)の整備事例
上記を連携・連鎖させて、地区の整備⇒地域整備を進める
⑤つるおかランド・バンクファンドによる助成
Ⅰ.まちのシンボル施設整備
上限100万 補助率1/2
Ⅱ.伝統的な城下町街区の保全
上限100万 補助率1/2
Ⅲ.良好なまちづくり整備
上限100万 補助率1/2
Ⅳ.コーディネート活動支援
上限30万 補助率1/2
地域の課題に対して、行政・民間事業者・地権者が連携することでまちの再生を促す。
行政職員や民間事業者の熱い志、そして、地権者さんの善意の組み合わせによって成り立つ事業。
人口減少・少子高齢化が進み、土地の価値も無い地域での不動産の活性化は非常に困難なことです。
社会問題を解決するためには、様々な垣根を越えてチャレンジしていく事が必要であることを学びました。
山形県鶴岡市は、お金を余りかけず、時間をかけてこれからも少しずつ再生していくんだな~~ということ理解できました。
三大都市圏である関東では、土地の資産価値があることから山形県鶴岡市とまったく同じようには取り組めませんが、点・線・面の整備の考え方を取り入れるとともに、仕組みを少し変えて、将来的に課題がある都市の再生に僕自身が「都市再生人」として現地に入り、再生するための手法の1つとして活かしていきたいと思います。
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