どうも、コッキーです!
世界の潮流は、『ESG』ですね!
『ESG』は、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字を取ったもので、企業の長期的な成長のためには、『ESG』が示す3つの観点が必要という考え方が世界的に広まってきています。
一方、『ESG』の観点が薄い企業は、大きなリスクを抱えた企業であり、長期的な成長ができない企業だと見なされてしまうわけです。
そして、世界は「カーボン・ネガティブ」へと動き出しました。
「カーボン・ネガティブ」とは、温室効果ガス排出量よりも多くCO2を除去することを指します。
◇マイクロソフト、30年までに達成
企業に環境対策などを求める「ESG」の動きが強まるなか、温暖化の原因である二酸化炭素(CO2)の排出量を純減させる「カーボン・ネガティブ」に取り組む企業が広がってきた。
米マイクロソフトは16日、2030年までに達成を目指すと発表した。
欧米企業は25~30年に再生可能エネルギーで排出量を減らす従来の活動から新たな局面に入り、日本企業も対策の見直しを迫られる可能性がある。

「早急に行動を起こすべき10年が始まった」
マイクロソフトのサティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)は16日、米ワシントン州の本社で開いた発表会で強調した。
30年までにCO2排出量を純減にすると表明したのは世界でも珍しい。
これまでCO2の排出量を抑える企業の取り組みは、再生エネの導入や排出したCO2を地中にとじ込め排出量を実質ゼロにする「カーボン・ニュートラル」が一般的だった。
さらに進んで排出量を純減にするには抜本的な発想の転換が必要だ。
マイクロソフトはデータセンターや社屋で使う電力を全て再生エネでまかない、敷地内の移動などに使う車も電気自動車(EV)に変える。
CO2吸収の技術開発プロジェクトなどに投資をする10億ドル(1100億円)の基金も創設する。
大気中のCO2を回収する技術などを想定している。
50年までには1975年の会社設立以降に出したCO2と同量分の削減に貢献する計画だ。
同社は取引先も巻き込む削減を進めており、影響が広がるのは必至だ。
株式市場は好感した。
発表を受けてマイクロソフトの株価は前日比約2%高の166.17ドルに上昇し過去最高値を更新した。
背景にはESGの対応を求める投資家の動きがある。
国際団体のGSIAによると、18年のESG投資の運用残高は世界全体で30兆7000億ドル(約3400兆円)と、14年と比べ68%増えた。
オーストラリアの森林火災などで気候変動対策の重要性も高まり、「排出量の実質ゼロでも投資家に理解されなくなってきている」
国際研究組織のグローバルカーボンプロジェクトによると、19年の世界のCO2排出量は368億トン(推計値)と20年で5割も増えた。
国連のグテレス事務総長は50年までにCO2排出を実質ゼロにするよう各国に呼びかけるが実現は危うい。
投資家がESG対応の圧力を強めるなか、敏感な欧米勢は先行する。
家具世界最大手のイケア(スウェーデン)は30年までに企業のCO2を純減する目標だ。
2億ユーロ(約240億円)を投じ、サプライチェーン(供給網)で再生エネの利用を促したり、植林活動や適切な森林管理を通じCO2を吸収したりする。
日本の大企業でも富士通、パナソニック、イオンなどが事業活動で使う電力をすべて再生エネに切り替える目標を掲げているが、カーボン・ネガティブを表明した企業はまだない。
現状は個別の技術でCO2削減に貢献する活動の段階だ。
もっとも急激に脱炭素にカジを切ると企業への影響も大きい。
独電力大手のRWEは16日、独政府が進める脱・石炭火力発電の影響で、30年までに18年末の3分の1に当たる6000人の雇用を削減する必要があると発表した。
CO2純減が企業に求められる段階に入り、取引先への要求も広がる見込み。
温暖化対策は痛みを伴うこともある。
日本勢も事業戦略を再考することになりそうだ。
ESGの観点は、企業経営においても「サステナビリティ」という概念が普及するとともに、社会や環境を意識した経営戦略は、企業利益や企業価値向上に繋がるものと判断されてきています。
世界最大の年金基金である日本の年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)も、国連機関が進めるESG投資を推進するイニシアチブ・国連責任投資原則(PRI)に署名をしています。
また、世界1,500機関以上のアセットオーナーや運用会社なども署名していて、環境への投資はますます増加する見込みです。
そう行ったこともあり、資金を得る目的も含め、企業はCO2削減(カーボン・ネガティブ)に躍起になってきている訳です。
カーボン・ネガティブを達成するには、再生可能エネルギーの拡大が必須です。
50年くらいはかかるのかもしれませんが・・・
太陽光・風力・地熱・水力などの再生可能エネルギーで全ての電力を賄う時代も近づいてきていますね。
現状の日本の再生可能エネルギーのシェアを見ると、まだまだ投資余地が大きいです。
皆様も、ご家庭に太陽光発電を導入していない方などは、是非、時流に乗って太陽光発電などの導入を検討する事をお勧めいたします。
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