どうも、イクメン発電大家コッキーです!
皆さん緊急事態宣言が発出されて、勤務形態に変化有りましたでしょうか・・・?
個人事業主や法人の代表の方は、厳しい状況が続きますが、何とかこの1ケ月乗り切りましょう!!
さて、僕個人としては、コロナの影響を避けながら、比較的安定した生活ができているとともに、これからさらに、副業として安定性の高い太陽光発電事業をさらに推進して行きたいですね。
ただ、イクメン発電大家と言いながら、太陽光発電の稼働基数はたったの4基なんですが・・・
でも、最大限努力し、少しずつ事業をすすめています。
繰り返しですが、投資の効果としては、今後も太陽光発電所2基の連系を進める事で、20年間で9,000万ほどの利益を見込んでいます。
さて昨日も、個人事業主での4基目について、5月竣工に向けて工事業者と電話で調整してました。
個人事業主4基目の太陽光発電所は、初めての関東県外の所有で、三重県津市の案件になります。
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将来のメンテナンスなどの課題もあるので、個人的に慎重には進めてきたつもりですが、色々課題が発生しました(;´・ω・)
事業を進める上でハプニングはつきものですね。
三重県津市の太陽光発電所
発電所の概要
三重県津市太陽光発電所
パネル出力:100.44kw
買取単価:15.4円
年間発電量:106,781kwh
設置角度:20°
税込み金額:14,800,000円
利回り:11.1%
太陽電池モジュール:310w(ネクストエナジー)
パワーコンディショナー:5.5kw (ネクストエナジー)
その他:土地・負担金・造成費・防草シート・遠隔監視
砕石以外はフルパッケージの物件となっています。
事業者との調整
さて、この三重県津市の案件は、なんとか5月に竣工を迎えられそうな状況となってまいりました。
ただ、ここまで来るまでに、昨日まで2転3転色々とありました(;´・ω・)
条件が変わったことを整理すると、
契約条件の変更内容
①三重県津市案件は2019年末施工と聞いていたのが、現在も竣工せず延び延びになっている。
②担当者様の土地地番の勘違いで農転が下りず、今後の農転が困難なことから契約時より土地の面積が狭くなった。
③棚田状の土地を全面フラットに整地し利用お予定でしたが、他の現場で土砂崩れが発生し、会社の方針で段々の棚田状の設置に変更になった。
④前述の土地が狭く&棚田状に設置の関係から南側の樹木影の影響が大きくなった。
購入時の条件から変更されることによるデメリットは、
・影,角度の変更により売電量が減る
・竣工の遅れにより頭金が1年ロックされていた(300万円)
・土地が狭くなったことで、余った土地を別の利用が出来なくなった。
・・・などですね。
正直キャンセルも考えましたよ。
ただ、せっかく取り組んで来たので、できる事なら施工してもらいたいと考え、最大限譲歩しつつ、こちらからの提案をぶつける事にしました。
考えた事は、土地が狭くなった中で、いかに南側にある樹木の影を避け、売電量を確保するか。これにつきます。
なので、パネル価格なんてたかが知れてるので、角度を下げ、パネルを一体型にして、さらにパネル増設を要望しようと思ったんですよね。
そこで、パネルの変更の基準を確認すると・・・
「太陽電池の合計出力」の変更手続きが「変更届出」から「変更認定申請」に変わります。その上で、「太陽電池の合計出力」を3%以上又は3kW以上増加させる場合、もしくは20%以上減少させる場合は、調達価格が変更認定時の価格に変更されます。
(施行規則第9条第11項、告示第2条第7項関係)
「太陽電池の合計出力」を3%以上又は3kW以上増加させると、変更認定時の価格に変更されてしまう・・・と。
なので、3kw未満の増設を依頼をすることにしました。
当初購入した時は、敷地を最大限利用し影の影響を極力減らした形で、角度20度での施工を考えていたのですが、敷地が狭くなり・・・段々施工となり・・・それは不可能となりました。
そこで、キャンセル覚悟で提案したのが、
三重県津市太陽光発電所
①角度5度へ
②影を避けるため最大限北側に寄せる
③角度・影の関係から、出力3kwの増設
④最後に企業努力お願い
・・・以上をお願いしていました。
こちらしては、面積が300~400㎡減る・土地全面に施工できない・角度が変わる・発電量が減るといった、当初からの複数の変更によるデメリットがありましたので、当然の要求なんですが、相手方はどうとらえるかわからないですからね。
すると業者からは、
パネルの容量を増やしても、電圧が変わって低い方に引っ張られるので意味無いです
よと・・・!?
ホントかと思い、ストリングの配列とパワコンの事について調べると、パワコンがマルチストリングタイプでないと、電圧が低い方に引っ張られるという事は理解できました。
また、確証を得るために、お世話になっている販売事業者に確認すると・・・
「マルチストリングかパワコン単位でストリング出力がそろってれば問題ないです」とのこと。。。
津市物件の販社の担当者は新人なので、本気なのか嘘なのか・・・
さて、自分で調べた結果と違う事業へのヒアリングで自信を深めて、再度話し合いです。
ストリング・パワコン単位でそろえれば問題ないはず。
と伝えたところ、
僕はホンマ知らないので、そのことを上司に伝えて、また連絡します
とのこと。
まぁ・・・だめならいいよ。キャンセルで・・・
交渉の結果
翌々日、販売会社の上司から連絡がきました。
向こうの言い分としては、「できれば契約を継続して欲しい」とのこと。
また、対応としては、迷惑をかけたので、できるだけ提案に沿った形で対応したいとのこでした。
対応案は、
契約条件の変更内容
・パワコン8台分のパネル出力を310→330wに増やし288枚施工、残りの1台を310wで36枚施工する。
・角度を5°で最大限南側に寄せる。
・20万円値引きする。
・影のかかる場所は、310wを配列する。
・・・ということでした。
まあ、結果(落としどころ)としては、20万円の値引きと、パネル設置を変更認可が発生しない3kwの増設(実際は2.88kw増設)となったわけです。
一応、話は落ち着きましたが、竣工まで予断は許さないですね。
まとめ
太陽光発電事業・投資は安定性の高いものですが、竣工するまでが一番リスクが高いと思っています。
メガ発などで実績の販売業者を探すとともに、担当者の割り当て運もありますね。
今回は、太陽光販売事業者としては実績のある販売会社でしたが、すべての物事は、担当者(人)によって変わってしまうと改めて感じました。
もともと販売事業者もベテランが担当していれば、農地転用のミスなく、パワコや造成の知識もあったでしょうし、色々と不運が重なった結果です。
お互い、完全に納得とはいかないでしょうが、許容できる範囲で手を打てたので、最終的には良かったのかな思っています。
太陽光発電投資・事業を行うにあたって、こういった問題の発生の可能性もあるよと、参考にしていただけると幸いです。
では。
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