どうも、「イクメン発電大家」コッキーです。
太陽光発電投資をH28に始めて、かれこれもう5年目です。
世間は、新型コロナ・パンデミックで企業倒産の可能性が高まってきていますが、副業として太陽光発電投資をしているお陰で、20年間で9,000万ほどの利益を見込むことができ、心を穏やかに日々を過ごせています。
倒産ラッシュの可能性過去記事↓
太陽光発電投資については、今まで新規(新設)の太陽光発電所しか購入してこなかったのですが、新規の太陽光は、施工がなかなか進まなかったりすると、頭金として預けた200万〜500万の資金をトンズラされてしまうといった不安が付きまといます。
実際に1年間以上資金(頭金)をロックされ、業者トンズラの不安を最近まで抱えて過ごしていました。
過去記事こちら↓
太陽光発電投資の一番のリスクは、今までも記事にしてきていますが、業者の倒産や詐欺にあってしまうことです。
そう言ったリスクを最大限無くすことができるのが、「中古太陽光発電所」投資になります。
今回は、「中古太陽光発電所」を購入のメリット・デメリットや販売するサイトをまとめて行きたいと思います。
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中古太陽光発電所購入の3つのメリット
売電収益をすぐ得ることが可能
なんと言っても、一番はやっぱこれ。
過去の売電収益を確認することができ、契約後すぐ同じ売電収益が得られることです。
新規の太陽光発電所の稼働までには、農地転用だったり、販売会社の施工、東電の連系を待ったりと、稼働して売電収入を得るまでに、相当の時間がかかります。
これは、太陽光発電所の販売会社の方針にもよるかと思いますが、僕はの場合は、早いところは2〜3ヶ月で竣工なのですが、施工を待たされる販売業者ですと、最大で1年以上待っているのが現状となっています。
そういった業者とは、工事トラブル・近隣トラブルも起きやすく、更に完成が遅れてしまう可能性も考えられます。
様々なリスクを考えると、すでに売電開始している中古太陽光発電所であれば、必要なのは名義の切替のみで、契約してからすぐに売電収入を得ることができます。
これは、めちゃくちゃ安心でありがたいです。
発電量シュミレーションが正確で資金計画が容易
中古の太陽光発電所を購入するときは、これまでの発電実績に基づきシュミレーションがなされるため、シュミレーションより収益が大幅に少なかったという事が起きにくいです。
実績値から売電量の予想がしやすいので、よほど天候に変化が無い限り正確な期待収益が計算できますね。
新設の太陽光発電所は、発電量のシミュレーションがメーカーから提示されるわけですが、必ずしも、期待どおり発電してないのが実情かと思います。
シミュレーションはあくまで予想なのですが、新規で購入した場合、ようやく稼働しても「思っていたのと違う」「シミュレーションと比べて発電量が大幅に少ない」といったことでショックを受けることもあります。
事実、期待利回りが全然得られなかったという情報もネットで出回っているので、特に初めて太陽光発電事業に取り組む方は不安であるかと思います。
僕も心配で、調べまくりましたから・・・
なので、「本当にそんなに発電するのか!?」といった不安をもつ初めて太陽光発電投資に取り組む方には安心感にもつながりますので、中古太陽光発電所の購入は特にオススメと言えます。
太陽光発電所を現地でしっかりと確認ができる
中古太陽光発電物件の場合、すでに太陽光発電所が完成しているので、当然、設置の状況や雑草・影の影響・フェンスや防草シートの状態をしっかり確認した上で購入の判断が出来ます。
一番ありがたいのは、やっぱり影の影響があるか無いか、しっかり確認できるのが良いです。特に発電に大きく影響する部分ですから。
そのほか、土地造成やおよび排水の状態、配線の状況、架台など、太陽光発電所の確認をして購入できますので、それもまた、安心感につながるかと思います。
メリットまとめ
実際に、太陽光発電所を新たに開発するには、場所や規模によって様々な許認可が必要になってきます。
一つ一つ確認を取るのは大変な手間ですし、場合によっては、周辺住民の合意形成などが発生し、かなりの時間を要します。
そういったこともあり、「すぐに開発・稼働させて売電収入を得たい!」と思っている方には、新規の太陽光発電所を購入するよりも、中古の太陽光発電所を購入する事がベストなんです。
中古太陽光発電販売のサイト・ソルセルはこちら↓
中古太陽光発電所を購入の際の3つのデメリット
中古の太陽光発電には多くのメリットがありますが、当然のことながらデメリットも存在します。そのデメリットについて整理していきたいと思います。
太陽光発電の固定価格買取期間が短い
太陽光発電投資を始めるにあたって、総売電収入をベースに考えると年数✖️200〜250万が収入として入ってこない計算になるため、投資から除外する方もいらっしゃるかと思います。
その考え方は、全く正解であり、固定買取期間の短さはデメリットといえます。
中古物件の場合だと、前オーナーが連系した日から20年間が固定買取期間のため、中古物件だと、17年とか16年といった期間が中古で購入した際の買取期間となってしまいます。
また、中古物件価格を見ていただいてわかるとおり、中古だからといって特別安い価格ではありません。
売る側も、「確実に実績があがるから安くはしない」という考え方がるようです。
設備の劣化
次に気になる点は、中古太陽光発電所であるための設備が経年劣化しているという点です。
既に稼働していた太陽光発電設備だと、雨や風が原因で設備に故障等が発生している可能性があります。また、鳥の糞などによるパネルの汚れも発電効率を低下させる原因となります。
そのため、中古太陽光発電を購入したら、まず設備の点検は必須かと思います。場合により修理を販売者に求めたりする事が考えられますから・・・
また、メンテナンスが必要なのか、太陽光の知識不安がある場合は、当然販売する中古物件サイトに確認することも必要ですが、ご自身のメンテナンスに対する知識を高めておくことも必要です。
過去記事に「無料メンテナンスブック」についてご紹介していますので、見て頂くと参考になるかと思います。
過去記事こちら↓
ただし、実際に現場を訪れることは時間もかかる上、「無料メンテナンスブック」を参考にした点検では、素人では細かい点までチェックをすることが難しかもしれないので、管理を依頼する業者に頼むのもおすすめですね。
中古太陽光販売物件数が少ない
太陽光発電所の中古物件は、インターネット検索で調べて頂くとわかるとおり、市場に出ている物件数は極めて少ないです。
太陽光発電中古物件サイトをまとめてみると、
太陽光発電中古物件サイトまとめ
・メガ発:15件
・タイナビ:11件
・Rナビ:9件
・セカンドソーラー:4件
・クラベール:24件
決して多くない数字が並んでいる事が理解できるかと思います。全部合わせても、100件もいかないんです。
これは、太陽光発電所手放す方が少ない証拠ですし、持ち続けていれば空家リスクも無いわけですから、なかなか手放さないですよね。
こういった中古(セカンダリー)市場ですので、中古でも利回りがそれほど上がらず、10〜14%程度となっています。
この少ない物件数の中から、ご自身の基準に合ったものを探さなければいけないので、最寄りの地域に確保することは少し難しいかもしれません。
ここからは、太陽光発電中古物件サイトにつて、いくつかまとめてみたいと思います。
中古太陽光発電物件サイト
ソルセル
中古太陽光発電所の仲介実績NO.1「土地付き太陽光発電の売りたい・買いたい」の架け橋にというコンセプトで運営されているサイトになります。
希望の太陽光発電所が購入できるよう、購入者の考え方のヒアリングを徹底されています。
また、サイトでは不動産投資と太陽光発電投資のメリット・デメリットをまとめられていて、非常に参考になります。
(文献:ソルセル参照)
クラベール
クラベール は、太陽光発電の物件検索サイトだけでなく、太陽光発電所施工の一括見積もりなどもしてくれる業者様になります。
何度か問い合わせた感じでは、担当者様の対応もよく、安心してお任せ・検討できます。
現在、下記の様な中古物件が販売されていて、中古物件数は調査した中では最大の24件、比較的利回りもよく、売電単価39.6円・利回り13.91%のなどもありました。
クラベール様は、中古物件についても、信販ローンが利用できます。
信販ローンについては、6月から信販ローンの金利が上がる様ですので、信販でご検討の方は、急いでサイトを確認し、良い物件があれば相談してみると良いかと思います。
↓
まとめ
中古太陽光発電所は、表示されている利回りは、実績に基づいているので信頼感があります。
また、名義変更をすれば、即発電を開始し、最短で翌月には収益化が可能となります。
新規の太陽光となると、すぐに収益化といった風にはいかないので、実は初心者にオススメの投資だと思います。
不慣れな方が新規の太陽光を購入すると、知識不足により言い負かされてしまう可能性もありますから・・・
固定買取期間が短くても毎年利益が十分残せますので、初めての方や、あともう1基を期末までに欲しいという方は、中古太陽光発電所の購入を検討してみるのも良い考え方かと思いますよ。
では。