太陽光発電投資や不動産投資に取り組み5年目に突入しました。
不動産投資や太陽光発電投資をしていくと、昨今の自然災害状況をみると、火災保険・損害保険等への加入が必須です。
太陽光発電投資の保険加入率をみると、低圧に関してはなんと3割の方が未加入となっています。
保険加入状況参考はこちら
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災害が増えているため、保険に未加入の方は今すぐ保険に入る事をおすすめいたします。
損害保険に入っていないことで、あっという間に破綻寸前という失敗も有り得ます。
保険はケチらずに・・・
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最近の保険制度の改正
最近は、皆さんもご存知のとおり、自然災害が多発しています。
直近では、線状降水帯により九州に豪雨がつづきました。
熊本の球磨川や島根の江の川などの河川が氾濫し大規模な被害が出ています。
昨年においては、台風15号の強風での送電線倒壊や東京の多摩川の氾濫などがありました。
送電線が倒壊・・・
多摩川が氾濫・・・!?
誰が想定したでしょう・・・
もう、地球温暖化により日本が亜熱帯化し、大規模自然災害は日本で当たり前となってきました。
そういった災害の頻発により、火災保険の契約が見直されて来ました。
2015年9月までは、火災保険は最長36年の安い保険料で契約が可能でしたが、2015年10月以降最長で10年までしか長期契約を結ぶことができなくなりました。
近年、大きな損害をもたらすような自然災害が多く発生するようになり、保険会社が長期の収支予測をすることが困難になったことが大きな理由です。
昨年も、火災・損害保険料の引き上げが行われましたが、更なる引き上げが行われます。
火災保険料6~8%上げ 損保大手4社災害多発受け支払い増
‐日経新聞引用‐
損害保険大手4社が2021年1月から住宅向けの火災保険料を全国平均で6~8%程度引き上げる。
自然災害が相次ぎ保険金の支払いが増えているためで、高い地域では1割以上、上がる見通し。今年度も自然災害の発生が続いており、来年以後も上昇が続く公算が大きい。
保険料は18年度の災害で被災地になった西日本を中心に大きく上がる見通し
東京海上日動火災保険、損害保険ジャパン、三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険の大手4社が8月中にも詳細を決める。
火災保険は火災だけでなく家屋の損壊なども補償する。18年度に台風21号や西日本豪雨などの災害が多発し、自然災害への保険金支払いが全体で過去最高の1.5兆円超に達したことを反映する。
損保大手4社は15年10月に2~4%、19年10月に6~7%、保険料を上げた。
今回の平均上げ幅は過去2回を上回る。
保険料は18年度の災害で被災地になった西日本を中心に大きく上がる見通しだ。木造住宅などでは1割以上の地域もあるとみられる。損保大手は被災の実態にあわせて保険料を細かく設定する。
台風や豪雨の自然災害は19年度も多発しており、保険金支払いも約1.2兆円と過去2番目の大きさだった。
19年度の支払い分は21年1月の保険料の引き上げには含んでいない。
20年度も豪雨による洪水などの被害が広がっている。
損保各社がリスクを避けるために保険をかける「再保険」のコストも上がり、4月に災害関連の再保険料は日本向けの平均で4~5割上昇した。損保各社は今後も火災保険料の引き上げを迫られる公算が大きい。
損保大手は最長10年の火災保険の契約期間を5年に短縮することも検討している。保険料の引き上げを反映しやすくするためで、実施すれば契約者の負担はさらに増えることになる。
損害保険料引き上げの考察
損害多発の現状から損害保険料の増加は止むをえません。
・・・ということは、先々を見据えて長期保険に入る事がベストな選択となります。
2019年の多摩川氾濫、暴風被害は2021年の保険料引き上げに含んでいないという恐怖・・・
ということで、保険に入っていない方は今すぐ加入し、加入の際は、保険料引き上げはマストなので、長期契約をすることをおすすめいたします。
ちなみに、火災保険加入者の過去の保険期間割合はこんな感じです。
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保険の窓口インズウェブ引用
意外と単年度契約が多く、失敗したという方が多いのではと思います。
自宅においても、賃貸不動産においても、太陽光発電においても、どんどん保険料が上がっていくので、真剣に取り組むべき課題ですね。
太陽光発電投資の注意すべきことはこちら
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火災保険や損害保険は、契約期間が長い長期契約であるほど割引率が高くなります。
僕の場合、太陽光発電だと5年契約で加入していますが、もし10年契約で加入できるものがあるのであれば、10年で加入することがベストですね。
まとめ
昨今の自然災害は、多くの家屋、設備に甚大な被害をもたらし、損害保険会社は巨額な保険金の支払いが続いています。
保険会社の健全な経営も厳しくなることから、収支の均衡を確保するため保険料の増加改定はますます続きます。
保険料の改定を反映しやすくするために長期契約の最長を36年から10年に、2015年変更したばかりですが、最長10年の契約も今後無くなり、今後は5年となりそうです。
もし、今保険の検討中ならば、長期の契約を視野に検討を行う事をおすすめいたします。
ただ、これは契約者側も、最初に高い補償額設定で加入してしまうと変更が出来なくなるデメリットもあるので、細心の注意をはらって進めてください。
また、自然災害が増えていることから、自然災害による停電に備えて、保険だけでなく戸建ての屋根に太陽光発電を設置するのも防災としては必要な手段です。
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色んなリスクに備えて保険契約などを検討していきましょう!!