ある日の事です。
長女が言いました。
「〇〇ちゃんは、もっとメダルとかたくさん取りたい!」
「〇〇ちゃんに、泳ぎで勝ちたい!!」
「保育園の時までは、同じぐらいだったから絶対追いつける!!」
つい先日まで、早く水泳を卒業したがっていたのがウソのよう
(;´・ω・)
子供のやる気スイッチはどこで入るかわかりませんね。
- 好きこそものの上手なれ
- 水泳の子供の成長への効果
- 子供をやる気にさせる促しは難しい
- 水泳は子どものやり抜く力を育てる最強ツール|まとめ
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好きこそものの上手なれ
正直トラウマがあるので、個人的には好きな言葉ではありませんが、子供の成長に当てはめると「好きこそものの上手なれ」は最強のキーワードです。
- 好きでなければ継続できない
- 好きでなければ成長しない
長女は0歳で水泳を始め、嫌がる子どもを連れて行く大変さから1年程度で一旦辞めました。
しかし、通わせた保育園がスイミングスクールと提携していて、年中より保育園からの送迎バスで週2回通うようになりました。
すると、あれよあれよと成長し、保育園卒業までには2級に進級していました。(このスイミングスクールでは、背泳ぎ~平泳ぎを基準タイムで泳げれば3~6級卒業です)
2級からは、100mメドレーで基準タイムを突破すれば合格になります。
ここからは苦難の道のりでした。
何度も挑戦し、半年程度かけようやく2級の合格タイムを突破したものの、次の1級試験では、200mメドレーで基準タイムを突破することが求められます。
タイムの壁が高く記録が思うように伸びず、1年近く試験に落ち続けることで水泳へのモチベーションが下がり始め、習い事も複数あり忙しいのでもう辞めたいと言うようになりました。
その後、コロナ禍により、すべての習い事を一旦休憩する時期があり、親として思いも汲んで水泳を辞める事にしました。
しかしながら、コロナ禍により緊急事態制限が発出され、さらに外出が抑制されことで運動不足を感じるようになったため、家族で毎朝マラソンをしたり、公園が混み合う前に体を動かすようになります。
すると、子供も体を動かせないストレスなどから、運動への欲が少し復活したのかもしれません。もう一度、長女・長男を水泳に入れる事になり、長女も1級卒業までは頑張ることを誓います。
そして・・・・
先日、ようやく1級の基準タイムを突破することができました。
平泳ぎからのラストスパートのクロール✨
— コッキー☀️人生を楽しむことだけを考える✨ (@fantasista77788) 2020年10月25日
5分20秒で合格‼️
君の未来は明るい☺️#平泳ぎ#クロール pic.twitter.com/InoRQayMET
ここで、もう辞めても良いと思っていたのですが、1級卒業の賞状・メダルを受け取り子供の達成感がいっぱいになったようです。
- 選手コースでもっともっとメダルを取りたい!!
- 自分の緊張するメンタルを鍛えたい!!!
子供の口からハッキリと言われ、親もビックリです。
特別水泳を鍛えたいとは思っていなかったため、水泳だけになってしまっても・・・と思い、何度も何度も本人の意思を確認しましたが、本人は「やりたい!!」と強い意志を見せます。
泳ぎは特別速くないし背泳ぎがめっちゃ遅いしと不安だらけだったので、親としての配慮で、まずは選抜クラスに入って様子見していたのですが、やはり本人からの強い意志が感じられました。
結果、スイミングスクールのコーチと家族で相談し、水泳選手として週4回のトレーニングを開始することを決意しました。
水泳の子供の成長への効果
さて、水泳は子育てでは良く取り入れられる習い事のひとつです。
習い事で選ばれる理由としては、身近で手頃であるという事もありますが、実は軽い気持ちで始めたとしても、実は様々な効果が挙げられます。
水泳を習うことによる4つの効果
ここでは、水泳の4つの効果について解説していきます。
1.バランスよく全身を鍛える
スイミングは浮力により体への負担が軽く、成長期の子供にとって、関節や骨に負担をかけずに運動ができます。
また、多くのスポーツは体の片側(得意側)を主に使うことによりバランスが崩れがちですが、水泳は左右対称の動きを繰り返すので、全身の筋肉がバランスよく鍛えられ、成長にゆがみが起こりにくいものになります。
そして、水の浮力と抵抗に対応する運動により、体幹が鍛えられ、姿勢の改善やバランス感覚が養われることにつながります。
2.心肺機能の向上
水中下では、無酸素の環境で意識しないと呼吸ができないため、呼吸機関が活発に働き、効率良く心肺機能を向上させ、体力・持久力が向上します。
また、全ての筋肉を使う全身運動であり、呼吸により酸素を多く取り込む有酸素運動が効率良く行われますし、血液の流れを良くするため脳が刺激され活性化します。
3.自己肯定感につながる
学校の授業でもしかり、友達と遊びに行くときなどにも泳げることで、子供の自信につながります。
何よりも、各スイミングスクールにより階級の大小は異なりますが、20級ぐらいから一歩一歩進級していくこと、褒められることで達成感・自己肯定感が高まっていきます。
最初は嫌がっていた子も、達成した時、一つの〇がついた時、親に褒められることで最高の笑顔を見せてくれます。
そして、最後まで達成することで得られる効果・・・自分の娘でハッキリと確認しています。
1級を卒業しメダルをもらえる事は、人生における相当な自信と達成感が得られます。つまり、やり抜く力「非認知能力」が高まるとも言えます。
4.脳神経の発達
五感が優れ、様々な刺激が脳神経に影響を及ぼす小さい頃から始めることで、脳神経の発達を促します。
身体全体で水の感触や流れ、水圧や浮力を感じ取り、「小脳」で姿勢をコントロールするという技術は、0~9歳までに身につける(体に記憶される)ことで、一生忘れません。
水中姿勢をコントロールすること、速く泳ぐために意識することは、全身の筋肉の緊張状態を微妙に変えていく必要があるため、小脳だけでなく、大脳皮質全体を刺激することになります。特に空間認識能力が上がることが研究成果で報告されています。
子供をやる気にさせる促しは難しい
子供がいつやる気になるかは本人にしかわかりません。
やったことが無い事は当然やりたくないですし、やらせてみてから、どういう反応がでるか。
それを見て、親が上手に促し、成長させていくかが子育ての醍醐味と言ってもいいと思います。
子供は、最初から水泳に行きたいという子供は皆無かと思います。
個人的なチャレンジとしては、長女をフィギュアスケートに導きたかったのですが、うまくハマらず、本人からバレエや水泳に気持ちが向かっていきました。
現在では、本気で水泳に向き合うつもりのようなので、バランスを取りながら全力で応援していきたいと思っています。
長男は、3歳からサッカーをやらせたくて促してきましたが、なかなかハマらず、6歳になってようやく、週1回だけ楽しみながら通ってくれるようになりました。
そろそろクーバーに入れたいとも考えていますが、嫌いになってしまったら・・・
注意深く促しを続けていきます。
水泳は子どものやり抜く力を育てる最強ツール|まとめ
もし、身近にスイミングスクールがあるならば、ぜひ子供の習い事として水泳をおすすめします。
当然、辞めたいと言う子供に対する親の促し能力も鍛えられますし、一歩一歩達成していくことで、子供の身体能力・大脳の発達・自己肯定感を高めてくれます。
小さい頃から習わせることで、もしかしたら、水泳選手として覚醒することもあるかもしれません。
もちろん、水泳では稼ぎにならない事がほとんどですが、社会人になっても・老後になっても、いつでも楽しめる生涯スポーツとしても役に立ちます。
現在長女は、立て続けに2級検定試験(100mメドレー・2分16秒)を落ちていますが、やる気満々で、親も驚くスピードで成長しています。
水泳は、自己肯定感を育み、非認知能力を高めるツールのひとつとして、身近に習えるものとしては最強です。
0~6歳の子供で、特に習い事をしていないのであれば、水泳は運動能力・大脳の発達・自己肯定感を高めてくれるのでオススメの習い事です。
ぜひ、習い事としてスイミングを検討してみてはいかがでしょうか。子供と一緒に、親の促す能力も成長できますよ。
では。