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【 発電量UPの最適解 】現場の特性を活かした太陽光発電の最適な発電量を検討する

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こんにちは。

 

最近の太陽光発電は、日当たりバッチリ・接道バッチリ・災害危険性問題無しという物件が減ってきてしまいました。

 

それもそのはず、売れる物件はどんどこ売れてしまい、現在ある案件は設計が遅れたか条件が劣る物ばかり・・・

 

それでも最後のチャンスを逃すまいと、購入を検討するわけです。

 

太陽光発電を検討する場合ベストな物件となると、東・西・南に、まったく日差しを遮るものが無く、平地の場合の選択肢はまず南向きとなります。

 

それでも買いたい&施工しなければならない案件あるため、今回検討をすすめていくことになります。 

   

 記事の内容 

  • 太陽光パネル東西向きのメリットを考える
  • 東西ジグザグ設置の実例
  • 現場特性に合わせた配置に再検討①
  • 現場特性に合わせた配置に再検討②
  • 「現場の特性を活かした太陽光発電の最適な発電量を検討する」まとめ

    

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太陽光パネル東西向きのメリットを考える

  

通常で考えると、南向きが一番発電し、東西2面に分けて設置すると、総発電量が落ちるだけとなってしまいます。

 

関連記事:太陽光発電の設置角度、方位方角を理解して発電量や効率を最大化する

関連記事:太陽光発電所を東西の屋根に付けるとどれだけ損?メリットはあるの?

 

太陽光発電総合情報のグラフを引用して、同じ量を南向きと東西二面向きに設置した場合を見てみると、ピーク時の発電が90%程度に落ちることになります。

 

※太陽光発電総合情報からグラフを引用

   ↓ ↓

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ただ、最近の発電所は過積載が主流であり、ピークカットを必ず受けるので、その差はほぼ無くなってきます。

 

そして、東西の積載量を大きくすればするほど、より朝早く・より夜近くまで発電を期待できるようになります。

 

また、東西向きは、南一面設置よりも敷地を名一杯使えるようになるので、スーパー過積載が可能となり、特にメガソーラーなどで力を発揮するようになります。

 

メガソーラーはすでにFITが無いため、土地が過度に広くもったいない状況であれば、東西向きで積載量を増やすことで収益を向上させる事が可能になるのです。

 

また、太陽光発電所を設置する場合、平地だけでなく、斜面だったり、高台だったり、窪地だったり、条件が色々と変化します。

 

そういった条件を踏まえて検討を進めていきます。 

 

通常、太陽光発電所は、70kwもあれば8:40頃にはピークカット(3月)まで達し、50kwh以上に発電した電力を結局捨てる事になります。

 

〇75kw級の3月の発電状況

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であるならば、現在の低圧発電所は100kw級がデフォルトなので、70kwを南向きに設置し、残りの30kwを東西に設置することで、より朝を早く・夕は遅くまで発電するよう出来るか検討をしていきます。

 

通常であれば、もちろんバランスよく朝・夕の発電量を伸ばすことがベストなため、南向きのまま過積載をしていくことになります。

 

 

東西ジグザグ設置の実例

 

ここで、東西ジグザグ設置の実例についてまとめていきます。

 

東西に太陽光パネルをジグザグに設置(M字型またはV字型)することで、土地の形状により20〜40%設置容量を増やすことができるようになります。

 

設置角度で変わりますが、南面と比べて総発電量は10〜15%程度落ちます。

 

しかし、東西二面に分けてパネルを設置すると昼間のピークが抑えられた分、朝夕の発電量が延びるのと同時に、光が反射して対向面のパネルに当たることで数パーセント発電量が上がることにもなります。

 

関連記事:太陽光パネルを東と西に向けて、メガソーラーの発電量を15%増やす:蓄電・発電機器(1/2 ページ) - スマートジャパン

 

太陽光発電総合情報を引用して過積載量が一緒の発電所比べると、南向きに対して東西向きは総発電は90%落ちますが、ピークカット以下の下図の赤い減少部分と青い増加部分を見ると、若干朝夕の発電量が増えることが伺えます。

 

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積載容量をさらに増やせる場合、単純に南向きに増やすよりは、東西向きにパネル設置を増やすことで発電を増やせる事になります。

 

これを上手く活用して、現場状況に応じた検討をしていきます。

 

 

現場特性に合わせた配置に再検討①


まず最初に検討するのは、東に丘があり、朝方の日射が減ると想定されるA物件と、高台の東向き斜面地にあるB物件について検討していきます。

 

まず、A物件については、冬場は8~9時位まで日が差さないのでは?と思われ、年間5%程度は発電量が低くなるのではと思われる現場です。

 

ここをどう最適解へ導くか検討していきます。

 

東西向きを考えたのですが、様ざまな方のご意見により、過積載率150%ぐらいでないとメリットが生じない可能性を指摘されました。

  

 

イメージ先行で進めようとしていたので、ありがたいお言葉となりました。

 

しかしながら、こんなご意見も(;゚Д゚) 

 

結局は試してみるしかないっちゅうことですな。

 

ただ、リスクを低減するため方針をちょっと転換し、南向きと西向きのミックスで勝負してはどうかと考え始めました。


ミックスすることで、ピークの時間帯を延ばすことが可能になるはずです。

 

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特に、東は丘の影響を受けるので、朝方の発電を捨て、西側を拾いに行くのが最適であると。これであれば、良い結果を出せると思っています。

 

東西2面か、南西2面か・・・ 

まあ自己責任ですが。

 

 

現場特性に合わせた配置に再検討②


次に検討するのは、丘の斜面で、一部南向きに設置することが困難な場所があるB物件についてです。

 

東向きの丘の上なので東向き斜面となり、どのみち西の日差しは短くなってしまいます。であれば、より東の日をより長く受けることをメリットとして考えることとしました。

 

こちらも、東西向きでは無く、南+東向きで現場特性に応じた最大の発電効率を目指します。

 

結果はどうでるか!?
土地を仕入れてしまっているため、ネガティブに考えても仕方が無いので、ポジティブな結果を期待しています。

 

 

「現場の特性を活かした太陽光発電の最適な発電量を検討する」まとめ


太陽光発電は、土地がフラットで日当たり最高の場所であれば、南向きが効率的なのは間違いありません。

 

現在の過積載化が進んだ状況下においては、更にメリットを増大させる方法を考えると、東西向きも一定のメリットがあるものと考えます。

 

特に、東、西に支障がある場合、多少どちらかに寄せる事で、影響を最小限に出来るのではないでしょうか。

 

ここでは結論は出せませんが、結果としては良いものがだせると思っています。

 

日照が悪いなと思っても諦めず、最大のパフォーマンスを発揮できるように頑張っていきましょう!!

 

では。

 

 

 

 

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