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【 行動遺伝学と素質の引き出し方 】遺伝での優位性を教育環境で逆転する

 

子どもの成長をみて思うこと。

 

我が家には長女・長男の2人の子がいます。
これまで、思考錯誤しながらこどもと共に成長してきました。

 

そんな2人のこどもも、はや10歳・9歳。

もっと、こう出来ていたらと考えることもありますが、こどもも親も自分に与えられた環境の中で、最大限の努力をしてきたつもり・・です。

 

でもやっぱり、もうちょっと頑張れたな~とか、こうしていれば・もっとこうやっていたら結果が変わってたのかなと、「たら・れば」を考えてしまうことがあります。

 

なので、振り返りも兼ねて今一度原点に立ち返り、「遺伝的特性」からこどもの教育について考えていきたいと思います。


まだ、少なからずこどもをサポートできることはあるはずですから。。

 

 

1 遺伝的な特性の要素

生まれてきて、遺伝的な要因で成長力に違いがでることは仕方がないことです。それは「行動遺伝学」で結果が示されています。


良かれ悪しかれ、必ず父親と母親の遺伝子を受け継いで生まれてきます。

 

容姿端麗で勉強も出来て・・・など、遺伝的に優位・不利があるのは否めません(>_<)

 

皆さんにこどもが生まれてくるなら、どんな能力があって欲しいと考えるでしょうか。

こどもの遺伝的特性5
 ①学力(知能)
 ②身体能力
 ③性格的特徴
 ④容姿
 ⑤センス

以上の5つの遺伝性について整理していきます。

 

①【知能】

行動遺伝学」において、双子の環境を変えて行った研究者の研究結果により、知能は遺伝子の影響を60%程度受けることが分かっています。

そして、知能の分野では、年齢を重ねるにつれて遺伝の影響が強くなるのです。

 

知能への遺伝の影響は子ども時代は小さく、大人に向かって大きくなることから、小学生であれば遺伝的な資質はまだ発現途上にあるため、環境によって差をつけることが可能です。

 

つまり、40%の環境的要因を最大限整えれば、ある程度のレベルまで達することができることになります。

 

しかしながら、幼い頃は知能に違いを出せても、16歳頃までに知能検査の結果が近づいてくるので、環境によってある程度知能は変えられても、成長とともに遺伝的要因が強くなってしまうということを理解しておく必要があります。

 

②【身体能力】

持久力や筋力といった身体能力には、どのくらいの遺伝的要因が関与しているのでしょうか?

 

こちらも双子や親子を用いた研究から、持久的能力の指標である最大酸素摂取量や筋力、また加齢に伴うそれらの変化などの遺伝率が算出されています。

 

トレーニングをしていない人を対象とした最大酸素摂取量の遺伝率を算出したところ、約50%以下の遺伝的要因が関与しているという報告がなされています。

 

また、誰もがみんなが同じ相対的強度においてトレーニングを行った際の最大酸素摂取量の増加率の遺伝率は、47%であったという研究結果がでています。

 

③【性格】

性格には「協調性」「神経質」「誠実性」など多くの要素がありますが、概ね3040%程度の遺伝の影響を受けるとされています。

 

性格においては、遺伝より環境の影響が大きい場合が多い結果となっています。

 

④【容姿】

体つきや顔の特性は遺伝しやすく、身長や体重の遺伝は80%にもなります。

 

顔のパーツの中では、鼻・まつ毛の長さ・耳の形などが遺伝の影響を受けやすい部分です。

染色体の関係で、男の子は顔や性格など母親に似る可能性が高いようで、女の子は父親に似る場合もあるようです。

 

⑤【センス】

センスは客観的・科学的な測定が困難なため、エビデンスはあまり多く得られていませんが、音楽の分野でリズム感や絶対音感といった測定可能な要素では、50%程度の影響が認められています。

 

その結果から、他のセンス領域においても遺伝の影響があることが推測されます。

 

2.こどもの成長

 

こどもには最低限の学びの機会を与え、成長を促すのが親の役目です。

 

その最低限は、家族の在り方によって関わり方が異なりますが、実際に2人のこどもの成長のために学びの機会を与えて見守ってきた中で、実際の成長度合いを客観的に見ていきたいと思います。

 

教育において、将来に生かせる学びを最大のテーマとして考えていて、運動や勉強の能力を伸ばし、大人になったときに人生が楽しめるようになって欲しいことから、時にはやりすぎと思うぐらい学びの機会を提供してきました。

 

それは、コロナ禍の学校に行かないような時期には、週13もの習いごとをこなしていた時期もありました。

 

そんな導きも10歳までと夫婦で決めていたので、時間もお金も費やして、こどもの頑張りを見守っていくことができました。

 

現在にいたっては、
長女:バレエ(週3)、トイズアカデミー(週1)、英語(週1)、ピアノ(週1)、バイオリン(週1)の週7回の習い事に通っています。

長男:サッカー(週4)、トイズアカデミー(週1)、英語(週1)と週の習い事となっています。

 

これまで習ってきたものとしては、水泳・スケート・ピアノなども2人とも行ってきました。

水泳については、1級を取得し、長女においては大会での入賞を目指していた時期もありました。スケートは、滑るのには困らない程度にはなっています。

 

長女はピアノやバレエを頑張っています。英語も好きなので海外留学を目指しています。

バレエはコンクールに出ていないので客観的なレベルが分かりませんが、覚えも早くしなやかな動きができていると感じます。


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一番驚きと嬉しいのがセンスが最近育ってきているようで、授業で書いた絵が評価され、新聞に名前が掲載されていました。

 

長男は特にサッカーを頑張っています。

本人はプロを目指していますが、まだまだこれからですね。


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ピアノを習っていた時期があったので、楽譜や記号を読むのに苦労がなく、音楽に対する苦手意識は無く、今後の力にはなってくれそうです。

 

保育園の頃から人身体能力が高い方でありましたが、短距離走・持久走・たち幅飛びなど、体力測定では常にクラス1・2番の成績を残してくれています。

 

トイズアカデミーIQ試験の結果で比較的IQ値が高いようですが、学校の成績自体は普通といったところです。

 

3.環境の重要性

 

行動遺伝学によれば、遺伝と環境の影響の割合は全体的な能力に対し、概ね「50%」に落ち着くことがわかっています。

 

研究成果は、環境による能力開花の影響の大きさを科学的に裏づけているとも言え、遺伝を研究するほど環境の大切さが際立ちます。

 

遺伝によって全てが決まるわけではないという側面から、環境は人のあらゆる能力を伸ばすうえで非常に重要な役割を果たすということ。

環境とは、家庭や学校を含んだ「教育」であり、遺伝による素質を引き出すのが「教育」ってことですね。

 

遺伝による素質があったとしても、人は本能的に自然と発現するわけではなくて、人の能力を引き出すためには教育、すなわち環境や努力が欠かせないのです。

 

才能があっても単語や文法が自然と頭に湧き上がるわけではなく、教育を受けなければ、日本語も英語も上手に話せるようにはならないの明確です。

 

ピアノやサッカーへの天賦の才能が仮にあったとしても、教わる環境がなければ上達しないわけで、こどもの能力を最大限引き出すためにも、環境の大切さ、親の導きが大切となるのです。

 

4.才能はどのように発見するのか

 

こどもの特別な才能は、正直やってみなければわからないですし、何もしなければ発見することはできません。 

 

遺伝的にどのような才能があるか、親の特性からある程度の見通しを立てることはできますが、実際に経験・体験してみるまでは、才能の本質は、親も本人にもわからないのです。

 

結局、才能を発現させるためには、親を含む周囲によって整えられる環境によってすべてが決まってしまうので、才能を発見する確率を上げるために、できるだけ多様な経験をさせることが必要となります。

 

才能の萌芽は、行動遺伝学的には自由な環境下ほど、遺伝の影響が強まりやすいことがわかっていて、素質を発揮させたいと思うならば、才能を感じることを好きにさせることが重要なのです。

最終的には、自分の素質を伸ばして成功していくのは、こども自身に他なりませんからね。

 

5.こどもを成長させるためにやるべきこと



 

 

こどもの能力を引き出すための親の役目は、成長できる環境をつくってあげること。

 

①なるべくたくさんの経験

子どもの才能を発見しやすくするために、才能を感じるものに出合うまで、できるだけさまざまな経験をさせる。


そのためには、興味を引いた習い事・ワークショップなどに参加・本を読んだりと、なるべくたくさんの経験に触れさせ、才能を発見しやすくすることが成長のチャンスを広げます。

 

海・山、春夏秋冬を感じたり、色んな感覚を刺激して才能の発現を助け、見つけてあげることが重要です。

 

②好きになってもらうきっかけ作り

好きになれば継続することが苦でなくなり、運動や読書も好きであれば、努力と感じず好きだからこそ続けられ成長する。

 

親のエゴで強制して嫌いになってしまったら、継続していくことが難しくなります。

才能があったとしても、好きでなければ続かない。才能のあるものに興味を持たせ、取り組むことのきっかけづくり、そういった環境づくりが重要です。

 

6.親としてのファイナンスの重要性

こどもにたくさんの経験や環境を整えるためには、時間やお金も必要となります。

運動でも勉強でも良い学びを得るためには、どうしてもお金が必要となるのです。

 

今の収入の枠の中でやるという考えでは難しいですし、親として真剣に稼ぐこと「ファイナンシャル・インテリジェンス」を高め、学びに費やせる金額を増やしていく必要があります。

 

お金を生み出すためには・・・

不動産・株・事業など投資をすることで、親としてできる努力は継続していかなければなりません。

 

7.学びの方向性

我が家では、長女を海外留学に、長男をプロサッカー選手にと目標をもって取り組んでいます。

 

海外留学するためには、親として支払い能力を上げていかなければならないですし、プロサッカー選手になれる確率は、1000人に1人と言われる確率0.1%で厳しい世界です。

 

親としてどうサポートできるか?
海外留学したいのならそうさせてあげたいし、良いスクールがあるなら迷うことなく通わせてあげたいと思っています。

 

親はこどもが不自由なく努力が出来るように、出来る限りの環境を整えてあげることが大切ですね。

 

8.「遺伝での優位性を教育環境で逆転する」まとめ

知能は遺伝子の影響を60%程度、身体能力は50%程度、性格は30~40%、容姿の遺伝は80%、センスの遺伝は50%となっています。

 

遺伝的影響があることを知ると、こどもの将来を考えたパートナー選びも慎重にならないといけないですね。

 

幼い頃は知能に違いを出せても、16歳頃までに才能が親に近づいてくるので、環境によってのばした能力も、どうしても遺伝的要因が強くなってしまうということを理解しておく必要があります。
 

ただ、才能も教育環境によっては潰すこともあるし、のばすこともできるからこそ、子育ては楽しいものです。

 

親に必要なことは、たくさんの経験によって素質があるものを見つけ、好きになる環境を整えてあげること。

 

行動遺伝学を知り、素質の引き出し方を学び、遺伝での優位性を超えていきましょう!!

 

 

 

 

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