こんにちは。
皆さんは、”お金の効果的な使い方”考えてますか?
僕の場合は、日々効果的なお金の使い方・時間の使い方を考えて行動してます。それは「今」必要な事なのか?絶対にすべきことなのか?と。
もしそれが説明できない「ふわっ」っとしたことであったとしたら、それは感覚に過ぎないので、お金を使うべきではないと処理します。
そんなことで・・・よく夫婦間でディベートに発展したりしますが(;´Д`A
お金を大切にし、お金を使わないで、将来に備えてお金を貯めておくことは必要なことです。
ただし・・・やみくもに節約してお金を貯め続けたとしても、将来に安心して生活が送れることにはつながりません。
いかに、お金を必要とするタイミングが来た時に、お金を貯める事よりも有効なお金の使いみちかどうかを判断し、将来への投資としてお金を使うことが大切です。
節約ばっかりでなく、人生を楽しむことにもお金を使いたいですしね。
お金を使うべきタイミングを考える際に、一つの事例から考えていきたいと思います。
例えば、幼少期からスポーツや塾などの学びに投資し、その学びへの投資額が500万円を支払って良い大学などに行く場合と、500万円を金融投資に回した場合、どちらが得となるでしょうか?
それは、「幼少期からの学びへの投資」となります。
学びへの投資の大切さ
幼少期からの”学びへの投資”は可能であれば早くから行うべきです。
一つとして、早くから得た能力は、人生において活用できる時間が長いという利点があります。また、早い段階で教育を受ける事でその子の能力の枠を広げ、人生の選択肢を増やしてくれるからです。
選択肢が多くあることは、選ぶという学びのチャンスが多く得られるとともに、「あの時に学んでいれば・・・」という後悔する確率も減らすことができます。
実際、人生は選択の連続ですし、なぜその選択をしたのかと考える事も多く、あの時こうしていればと後悔の念が生まれることもあります。だからこそ、早くから多くの経験を得ることが、人生を生き抜く上で有利に働いてくれる力になるのです。
親として子どもの幸せを願うのならば、スポーツや勉強などの子供の体験や学びの機会をつくるために出来る限りお金を投資してあげるべきだし、それは自分の身にも言えることです。
ここで、学びへの投資と金融投資の優位性を見ていきたいと思います。
初期投資額500万円の投資を定年までの40年間継続したとして、年率5%の複利で運用できたとすると、元本は約7.4倍にまで成長します。
その額は3,680万円です。
結構すごい額となりますね。
ただ、長期間に亘る複利運用の効果は絶大なのですが、実際は毎年一定の利率を確保することが難しく、年確5%はかなり厳しいかもしれません。
そのうえ、計算で出した3,680万円という金額では、大学に行ったことによる生涯収入の増加と比較して、ほとんどの人が下回ってしまうだろう想像できます。
この一例で言えることは、複数の選択肢があった場合、同一期間中に最大利益を生む選択肢とそれ以外の選択肢との利益の差を検討し、より確率が高く効果の大きい行動をすべきことがわかります。
幼少期や若いうちから、学びにお金を費やす「人的資本への投資」を積極的に行う事で、人的資本への投資が金融資産への投資よりも大きな収益を生むことにつながるのです。
若いうちほど、学んだあとの時間が多く取れるため、人的資本に投資したほうが期待する収益が大きくなるのは理解できたと思います。つまり、これは早くに成功の可能性という「枠」を広げてあげる結果につながります。
人的資本への投資がマイナスとなる可能性が高いのは、例えば定年後に大学院に行って博士号を取るという選択をした場合、学んだあとの時間がとても短いため、学費を上回る収入の増加を見込むのは厳しくなります。
これでは成功の可能性の「枠」が広がらないので、いかに早いタイミングの「人的資本への投資」が大切かが理解できます。
いかに早く人的資本へ投資することの大切さ
早いタイミングで「人的資本への投資」をする大切さ。
それは、子どもの時から選択肢を広げるきっかけを作り、自分の判断で選ぶという機会を多く創出してあげることにつながります。
人は、知らない事は怖いから極力やりたくないですし、飛び込もうとしません。
だからこそ、早くから学びに挑戦しないと選択肢すら得られなくなってしまいます。
僕の場合残念なことに、学びが少なくこれといった特徴の無い大人となってしまったため、遊びも仕事も選択肢がろくに持てないので今も苦労しています。
子どものときから必要な知識や能力を授かり、本当の意味で選べる判断材料が備わってから判断する機会を設けられることで、人は迷いなく判断することが可能になります。
人生において、迷っても自分で決断しなければならない事が数多く発生しますね。
そんな時にパニックにならないためにも、責任をもって自分の行動を決められるよう、小さなうちから選ぶ力を伸ばしてあげることが大切です。
親が何でも決めてしまうことは良くないですが、選択するための判断材料を与えるべく、多くの体験や学びを導いてあげるのはとても大切なことなのです。
そう思って、子どもには様々な事を習わせています。
スケート・スキー・水泳・バレエ・ピアノ・サッカー・英語・知能開発などなど。
時として小さな子どもの決断は、親から見ると「それってどうなの!?」と思うこともあります。それは、経験がないのですから当然です。
なぜそうしたかを確認しつつ、否定せず、最大限その決断を尊重してあげたいものです。
子供が判断をする機会を創出し、実際の体験や他人との関係性や家族の応援、そういった選択肢や選択基準を示してあげる。そして、一緒に考えたりもしながら「自ら判断する力」を育んでいきましょう。
お金を使う適切なタイミングと投資先
子育てなど、お金は適切なタイミングに効果的に使う事によって、さらに大きなお金を生む可能性が広がります。
それは「将来への投資」になるからです。
そんな、「将来への投資」で大切な4つのことについて解説していきます。
将来への大切な投資先は、①能力、②経験、③時間、④人間関係です。
①「能力」への投資
自分の能力を高めるべく学校や塾・スクールに行く、何らかのスキルを身につける、資格を取るなど、特に子どものうちに能力を高める投資は重要です。
運動能力が高まればスポーツをする際の人材価値が、仕事の能力が高まれば仕事の人材価値が高まります。
この人材価値を使って、人生を過ごすなかで経済価値を手にするのことを考えると、人生設計の見通しが良くなります。人材価値は、「能力」と「実績」、それに今後動くことができる「時間(若さ)」によって決定されます。
サッカーの移籍金も若ければ若いほど移籍金が高い傾向にあります。
能力や実績を作るのには、身に付けたいことの対象によって相応の習得時間がかかります。
能力を高める投資としては、能力を高めることをサポートする「物」に対する投資も考えられ、筋力を向上させるマシンとか、パソコンやスマートフォンなどの道具に対する投資、場合によっては機能性の高い車や家なども能力を高める効果があり、何を目的にするかで変わってきます。
そして、能力を向上させる投資は、その能力を活用する時間が長くなることから、できるだけ早く行った方が投資効果が高くなります。
②「経験」への投資
日本各地・世界各地を見て回る旅行のような経験は、知識を増やし知的好奇心を刺激することで、創造力・独創性・問題を解決する能力が高まる有効な投資になり得ます。
様々な情報が簡単に手に入る世の中になりましたが、まだまだ経験してみなければ分からないことも多く存在します。
スポーツの試合やコンサートや舞台を観ることなどが経験として役立つこともあるし、劣悪・美しい空間や美味しい・まずい食事やワインなども、実際に体験してみなければ十分には語れません。
生きてきた中で豊かな経験を持っている人は、知識が豊富で創造性があり、他人から見て魅力的な人となり、その能力が経済価値を生む場ことがあります。
経験への支出も、生きてくうえで有効な投資になり、その投資も早く行う方が効果が高くなります。
③「時間」への投資
人生においてもっとも大切にしなければならないのは時間です。年をとればとるほど、人生の終末を考えて限られた時間を大切にしたいと思うはずです。
時間があれば、自分にとって有意義な時間も長くなりますし、結果をまつ時間も多く取れる事で、投資にあってもその効果を得るための十分な時間が得られます。そのための時間は、お金を使う事で多くの時間を創出することができます。
身近な事で例をあげると、高速道路を利用して移動したりタクシーを利用することで時間を節約し、生産的な時間をより多く持てるようになります。
また、職住近接の立地の住宅やマンションに住居に住むことで、累積する時間短縮効果は極めて大きくなります。
その他、自分でやると時間が掛かることについて、例えば、経理や確定申告や不動産登記や許認可申請などを、お金を支払って他人に依頼することも時間を買う行為となります。
時間をお金で買えるタイミングの際に、その支出は時間をどれだけ短縮し、短縮した時間はその価値に見合うか考える事は、豊かに生きていくために必要なことと言えます。
特に、対価も無く他人の時間を無駄に拘束する行為は、精神的に迷惑を掛けるだけでなく、相手の人生の時間・経済価値を奪ってもいるということに気が付くべきです
④「人間関係」への投資
人間関係を良好に保つことで得るネットワークは、人材価値に影響する重要な要素です。
何らかのセールスや広告に関わることを仕事とするならば、人間関係のネットワークとか、インフルエンサーといったSNSの発信力のある状況を築いていれば、その人の能力・実績の両方が評価される時代です。
このネットワークに価値を見いだす企業は増えてきていて、そのためには良好な人間関係だったり、マーケティングや心理学を学んだり、発信し続けることが必要になります。
他人に対しては、使うものはお金だけでなく、費やす時間なども大切で、その費やしたお金と時間はさまざまな形で自分に返ってくることになります。
人を選びつつ、人に使うお金と時間は、「少し気前よく」と思っている方が結果はでることかと思います。
お金を使うタイミング
お金は将来の「幸せ」のために使うものです。そして、お金だけあっても、忙しく時間がないと幸福感が薄まります。
食事をするにも時間が必要だし、旅行や家族サービスにも時間が必要です。
大金を費やし、立派な住宅を建てたとしても、時間が無ければその住宅に住むという恩恵を味わうことができません。
人生の時間のどのタイミングでお金を使うべきか?
それは、いつ有効にお金を使う機会があるか?どのタイミングで費やすのがベストか?を常に考え、人生設計のなかで、使うタイミングを逃さず効果的に費やしたいものです。
「自分や子どもの将来を考えた効果的なタイミングに」まとめ
将来に備えてお金を貯めておくことは間違いなく必要なことです。ただ、やみくもに節約してお金をため続たからといって、将来安心できる生活が送れるかはわかりません。
効果的なお金の使い方や時間の使い方を考え、お金を必要とするタイミングが来た時に、お金を貯める事よりも有効なお金の使いみちかどうかを判断し、将来への投資をしていくことが大切なのです。
能力は早くから身につけることで、活用する時間が増え、その効果を最大限発揮することが可能になります。
もしお金を使うなら・・・、適切なタイミングで、できるだけ早くから将来への投資に取り組むことをおすすめします。
では。