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『老後資金は年金だけでは全然足りない!』中古太陽光発電所を購入しインカムゲインを手にいれる

老後資金に年金プラス6,880万円は最低必要です!

 

その為、iDeCo・NISAを活用する必要があるわけですが、そういった積み立て投資だけでは、ほとんどの方が達成することが難しい状況かと思います。


老後資金をできるだけ確保し実現性を高めるためには、積み立て以外のキャピタルゲインやインカムゲインを手に入れる必要があります。

 

キャピタルゲインは、株や債券だけでなく、不動産、金、プラチナなどの貴金属を売買によりその差益を得るもので、大きなキャピタルロスの可能性もあります。

 

インカムゲインは、資産を保有していることによって得られる収益(家賃や利息・配当など)です。

今回は、インカムゲインを得るための方法論のひとつとして、中古太陽光発電投資について、まとめていきます。

 

1.中古太陽光発電所でインカムゲインを得る

インカムゲインを得る手段として、中古太陽光発電所を選ぶ理由は、新設の太陽光発電所よりも、もっと実性が高い投資であることが挙げられます。

 

もっと確実性が高いと考える理由は、
①固定価格買取制度で収益額がほぼ変化しない
②発電実績が明確になっている
③引き渡し後、すぐに売電収入がある
④現地状況を確認できる

といった特徴があり、ただでさえ安定感のある太陽光発電投資ですが、さらに投資をする際の安心感があるのです。

 

不動産家賃収入の場合、空き家リスクや突発的な修繕リスクがありますが、太陽光発電収入は空き家リスクが無く、突発的な修繕の範囲も限られています。

 

また、投資額も不動産投資に対して比較的小さく、初めて投資する方にとって取り組みやすい価格でもあります。

仮に、物件価格2,000万円・利回り12%の投資を行うことができれば、毎年240万円程度の収入発生します。

 

これを、自身の信用力を使ったレバレッジを効かせて、銀行からの借り入れで投資を行い、お金に働いてもらうことで、インカムゲインを得るのです。

 

また、不動産投資と異なり、消費税の還付を申請することができ、翌年の決算後、160万程の還付を受けられます。
※ただし、3年間は消費税を支払うことになる

 

中古太陽光発電所を3施設持てれば、600万円程度の収益となり、安定的なインカムゲインを手に入れられることになります。

 

2.太陽光発電投資に取り組む4つのメリット

ここでは、4つのメリットを解説していきます。

 

①固定価格買取制度で収益額がほぼ変化しない

太陽光発電投資の大きなメリットの一つに、脱炭素を進める国の固定価格買い取り制度があります。単価は申請年度によってことなりますが、連系認定されてから20年間は収入が安定して得られるものです。

 

初年度200万円の売電収入があった場合、パネル洗浄などを適切に行っていけば、20年後もほぼ同様の売電収益が可能です。

 

②発電実績が明確になっている

新設の物件は、鉄塔や木の陰や想定以下の晴天率の地域など、実際に稼働してみないと気が付かない場合もありますが、中古物件であれば、過去の発電実績が明確になっているため、悪いことも良いことも、すべて実績で可視化されています。

 

数年間の実績から算出される実質利回りであれば、利回りがシミュレーション以下になるような失敗は考えにくいものです。

 

③契約から引渡までの期間が短い

新設の物件は、土地の造成やパネルや架台の輸入日数、電柱の設置、系統電力との連系までの期間など、いくつもの工程を経て、ようやく売電の開始となります。

 

融資で投資を行う方が多いと思いますが、連系までの期間が延びると、返済猶予期間を終えて売電前に返済開始されてしまう可能性もあります。

 

中古物件であれば稼働済であり、各種名義変更の手続きだけであるため、契約完了後から売電収益を得るまでの期間はかなり短かくすることができるのは安心です。

 

④現地状況を確認できる

太陽光発電投資での一番のリスクは、立地条件だと思っています。

太陽光発電への投資は安いものではありませんし、立地条件を実際に目で見て確認できないの事は、不安でしかありません。

 

新設で太陽光発電を設置する場合、影がかかってしまったり、水害地域であったり、崖の地域であったり、施工頓挫の可能性、様々な思わぬリスクが潜んでいるのです。

 

中古の太陽光発電所であれば、現地に行くことで、実際の実物を確認できるため、施工の出来栄えや、影の発生具合、ソーラーパネルの劣化や立地特性などのすべてを確認することができます。

 

太陽光発電の一番のリスクは、影がかかってしまうことにより思ったように発電しないことですが、現場を確認することで、比較的簡単にそのリスクを避けることが可能になります。

 

3.中古物件の注意点

中古物件で、太陽光発電投資を始める注意点を3つ示していきたいと思います。

(1)設備が劣化している可能性
(2)FIT制度の適用期間が短い
(3)発電量の変化がない  

 

中古物件は様々な状態なものがありますが、購入の判断をする際には、しっかりとチェックすることが重要です。

 

それでは、3つの注意点の解説です。


(1)設備が劣化している可能性

ソーラーパネルの色が変色してしまっているなどの設備が劣化はわかりやすいのですが、そうでない場合、パワコンやパネルがいつ壊れて発電しなくなってしまうかは誰にも分かりません。

 

運転開始後のパネルの故障はあまりないものの、中古の場合、架台のサビであったり、メンテナンスがあまりされていなかったことにより、劣化が進んでいる可能性もあります。

 

しっかりと、メンテナンス状況などを確認しながら、購入に向けた検討をしていきたいところです。

 

(2)FIT制度の適用期間が短い

FIT制度を利用した太陽光発電投資は、固定価格での買取期間が20年間と定まっています。

仮に6年稼働実績がある場合、残りのFIT制度が適用される期間は14年となります。

 

FIT期間に融資の返済が可能かできるか、また、FIT期間終了後の売電の方向性なども検討しながら、投資対象を選ぶ必要があります。

 

融資期間が短いと年間の返済額も大きくなるため、利益が出ない場合もあります。頭金など準備して、FIT期間が短い分だけリスクを減らした投資が必要となります。


(3)発電量の変化がない

中古発電所の発電量は、明細を見ることで確かな実績を確認することができます。

 

新設の場合は、発電量が少ないとクレームにつながることが多いため、発電量を少なめにシュミレーションを組む事業者もすくなくありません。

そのため、発電量が10%程度上回ることも稀にあります。

 

しかしながら、中古太陽光発電所は、実績から発電量が示されているため、上振れるという可能性はほぼ無いのです。

もし、パネル自体の汚れがひどい場合は、洗浄することによって発電量を増やせる可能性もあるので、現地をよく確認することが重要です。

 

4.太陽光発電投資を新設で始めるメリット

次に、新設で始める場合のメリットについて解説していきます。

(1)電柱の位置やパネルの向き、部材の変更などがある程度可能
(2)設備が新品なので、余計な経費がかからない
(3)投資の回収期間が長い
(4)キャッシュフローが出しやすい  


4つのメリットについて理由を解説します。

 

(1)電柱の位置やパネルの向き、部材の変更などがある程度可能

新設物件の場合、ある程度の設計図をいただくことができます。

その際に、電柱の影の影響などを確認でき、電力会社と協議することで位置を変更できることもあります。

 

また、雑草対策として、防草シートや砂利を敷いたり、防犯カメラの設置や両面発電パネルを採用したりすることも可能な場合があります。

立地条件を見て、パネルを東向きや西向きにするなど、テクニカルな意見も反映できるのです。

 

(2)設備が新品なので、余計な経費がかからない

中古物件の場合、現場状況によってパワーコンディショナーやパネルの劣化が進んでいることも考えられます。


新設の場合は、パネルやパワコンの補償期間も長く、また、またすぐに壊れるといったことは考えにくいです。

新設の場合初期不良はあったりもしますが、すぐに交換対応してもらえます。

 

(3)投資の回収期間が長い

FITの期間は20年と定められており、連系から20年間売電が可能です。

 

最初の投資金額をゆっくりと回収し、融資期間の15年経過後は、大きなインカムゲインを手に入れることができます。


また、FIT期間終了後も、長く持ち続けることで、恒久的に収入を得ることが可能です。

 

(4)キャッシュフローが出しやすい  

中古物件は、残された売電期間が短く、融資期間が短くなりやすいため、キャッシュフローを出すのが難しくなります。

 

融資の返済後、大きな期間も短くなるため、気分的にはお得感がなくなるのも事実です。新設の場合、最低20年間の投資となるため、安定した長期の収益を期待することができます。

 

5.新設で太陽光発電投資を行うデメリット

ここから、新設で行う場合のデメリットを確認していきます。

(1)施工が図面どおり設置されるかわからない
(2)連系までに時間がかかる場合も
(3)発電量がシミュレーションである
(4)予期せぬトラブルなどが発生する場合がある
 

(1)施工が図面どおり設置されるかわからない

太陽光発電所を購入して整備されるまでは、土地そのものが抱える問題点が表面化しません。

 

地下に大きな石が埋まっていたり、隣接の樹木の伐採ができなかったりする場合があり、図面どおり施工できなくなることもあります。

 

そういった発電量の低下も想定しておく必要があります。

 

(2)連系までに時間がかかる場合も

連系のためには、電線・電柱の整備が必要になります。これは、電力会社の繁忙期が重なってしまったり、大規模災害により施工が滞ることもあります。

 

また、輸入品が届かなかったり、現場に仮置きしてある材料が盗まれることもあります。私も、何度も後期が延びてヤキモキすることが何回もありました。

 

その他、現場の地盤条件なども関係するため、施工業者による調査がしっかりされていない場合、不測の日数を要することもあります。

 

(3)発電量がシミュレーションである

発電量のシュミレーションは、あくまでもその地域の平均日射量などから算出されるものです。

 

その地域の特性によっては、電圧抑制の影響を受けてしまったり、丘や樹木の影の影響を受けることもあります。リアルな発電量は、実績でしか測ることができ無いのです。

 

(4)予期せぬトラブルなどが発生する場合がある

あくまでも、これから太陽光発電を設置することになるため、地域住民の反対であったり、地盤沈下や思ったような施工が出来ず増額となる可能性もあります。

 

できる限り、リスクを減らすための導入検証が重要になります。

 

6.「中古太陽光発電所を購入しインカムゲインを手にいれる」まとめ

いかがでしたでしょうか?

太陽光発電所を6つ所有する筆者が、新たに太陽光発電投資を中古物件で検討するために、中古で始めるメリット・デメリット、新設のメリット・デメリットをまとめてみました。

 

中古物件は、なんといってもこれまでの発電実績から収入を想定することが容易なことがあげられますし、所有権さえ移転すればすぐに売電収入があるのは安心です。

 

しかしながら、利回りは高いものの、FITの売電期間が短いことで、融資期間が短くなり、実質のキャッシュフローは小さくなってしまいます。

 

投資を検討する際は、中古のメリットと新設のメリットを比較しながら選んでいただきたいと思います。

 

また、私が投資を始めた頃とは様々な環境が変わってきており、例えば保険料の高騰など、自身の努力ではどうにもならない課題もあります。

 

そういったことも加味しながら、所有・売却の検討をしていただきたいと思います。

では。

 

 

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