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【 必読 】太陽光発電損害保険の加入検討者へのアドバイス

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集中豪雨や台風などの災害が増えており、保険会社が疲弊しています。

すると、それは保険契約に跳ね返ってきます。。

 

だって、胴元が赤字じゃ商売にならないでしょ

 

そのため災害ハザード区域内の保険料を割り増すとか、最悪加入出来ないといった状況も散見されるようになりました。

 

特に、太陽光発電は自然災害の事故が多く、リスクが高いため以前のように簡単に入れなくなっているそうです。

 

実は、先日保険会社を紹介したら、保険に加入できない・・・といった事が起きました。

そんな現状を記事にしていきます。

 

 記事の内容 

  • 太陽光損害保険紹介した際のできごと
  • 今後の火災保険加入の方向性
  • 太陽光発電保険加入のアドバイス|まとめ

 

   

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太陽光損害保険紹介した際のできごと

 

先日、太陽光発電の損害保険の問い合わせがあり、自信を持って東京海上日動をご紹介いたしました。

 

関東の担当から優秀な担当につないでいただき、問題無く保険契約が済むものと思っておりました。

 

ところが・・・です(;´Д`)
保険加入できないといった事件が起きました。

 

私が加入したころは、特別問題無く入れておりましたが・・・

 

現在では、以下のような保険加入の際、以下のような質問があるようです。

 

保険会社からの保険加入の際の質問内容

①2019年4月以降に建設が完了したものか

 

②架台・杭の設計において、強風(風圧)に関する構造計算が実施されている。

 

③発電所が以下の県(豪雪地域を含む県)に立地していない:北海道,青森,岩手,宮城,秋田,山形,福島,栃木,群馬,新潟,富山,石川,福井,山梨,長野,岐阜,静岡,滋賀,京都,兵庫,鳥取,島根,岡山,広島

または、上記の県に立地している場合でも、建築基準法に定義される多雪地域には該当していない(=設計時に設定している垂直最深積雪量が1m未満である)

 

④上記③に示している地域に立地している場合、架台・杭の設計において、雪害に関する構造計算が実施されていることを確認している。

上記③に示している地域に立地していない場合は、”Yes”を選択してください。

 

⑤発電所の用地が、もともと沼・水田・湿地・海岸等として利用されていた土地を埋めた土地ではない。または、上記に該当するものの、各地の地方整備局等に登録している「地質調査業者」に、地質調査の実施を依頼している。

 

⑥公的機関の公表する浸水想定(ハザードマップによる浸水確認)を想定浸水深以上の高さとなるよう、設備の基礎や地盤を嵩上げする等の対策を実施している。

 

⑦設計において、「地質調査業者登録」を行っている業者に依頼の上、敷地の地盤調査を実施している。」

 

⑧敷地内で盛土造成工事(勾配のある土地を平坦にするために行われる工事)が実施されていない。または、盛土造成工事に伴い、自治体との協議の上、盛土崩壊を防ぐための対策工事を実施している。

落雷対策として、パワーコンディショナー(PCS)にSPD(サージ防護装置)が設置されている。

 

⑩パワーコンディショナー(PCS)の落雷対策として、雷サージの侵入経路となる全ての線(発電設備と繋がる電源線、計測装置と繋がる信号線など)に、漏れなくSPDを設置している。

 

⑪赤外線侵入センサー・サーマルカメラ等により侵入者を自動検知して警報を発するシステムを設けている。

 

⑫発電所のメンテナンス業者と契約の上、定期的に設備の点検や雑草等を行う計画が策定されている。

 

質問事項から、特に、雪が降る地域の損害保険加入が難しくなっている様です。

また、埋め立てした土地の地目も・・・関係する(;´・ω・)

 

損害保険会社も、自然災害多発により死活問題ですから、思い切った対策をとられてきましたね。

 

 

今後の火災保険加入の方向性

 

自然災害による被害多発により、浸水想定区域の保険料は10%以上高くなるというのは、新聞記事で知っていました。

   ↓ ↓

損保大手保険料、ハザードマップに連動 リスク反映 :日本経済新聞

 

なので、ハザード区域内でまだ加入できるだけましかもしれません。

そのうちハザード区域内は、対策を取らないと加入すら断られる可能性があります。

 

加入できない状況で、もし水害に遭遇してしまったら・・・

立ち上がれないですね(´;ω;`)

 

〇大型台風の関東接近の確率は上昇しています。

   ↓ ↓

【 東京の台風接近比率の上昇 】台風大型化・降水強度が増す時代に備える

 

これから太陽光発電を検討されるかたは、そもそも保険加入が可能かどうかを念頭に入れ、保険料を含め購入時に検討が必要です。

 

保険費用が高いだけならいいですが、加入できなとなると台風や雷の度に恐怖でしかありません。

 

現状だと、台風よりも豪雪被害の方が多いようですので、北海道・東北などで検討される方は要注意です。

 

 

太陽光発電保険加入のアドバイス|まとめ

 

産業用太陽光発電が広がり始めてから約10年です。

今後も災害状況の実績が積み重ねられ、保険設計の枠組みが変えられていきます。

 

台風被害が多いのかと思いきや、での被害が多発しているのでしょうね。

 

落雷対策として、パワーコンディショナー(PCS)にSPD(サージ防護装置)の設置なども必須になります。

 

すべての保険会社に確認したわけではありませんが、各社足並みを揃えて行く事が想定されます。

 

今後保険に加入するためには、地質調査やSPD・浸水対策・構造計算・定期点検など多岐に渡る対策が求められることに間違いありません。

 

太陽光発電所と損害保険はセットの投資スキームです。

保険加入は重要なことですので、皆さんも注意していきましょう!!

 

では。

 

 

 

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