こんにちは。
平凡な子供と非凡な子供の差ってなんで生まれるのか?
『遺伝じゃない!?』と思われる方。決してそれだけではありません。
脳科学的に、子供の能力が親の『遺伝』で左右される割合は2~3割程度です。
残りの7~8割は後天的に、つまり親の育て方で能力を授かることになります。
つまり、何も分からない生まれたばかりの子供を、どのように導いて行くかで変わってくると言うこと。
自分が運動能力が低いから、子供の運動能力が高いわけがない。といった思考では無く、これからいくらでも未来が切り開けることを親自身が知っておく必要があります。
知っておくことで、親の導き・促しによる子供の変化を感じ取る事ができます。
- 子供の能力を伸ばすために親がすべきこと
- 子供の成長の実感
- 子供の今後の成長曲線
- 子供の能力を向上させるポイント
- 「平凡な親が子供を『非凡』に成長させる方法」まとめ
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子供の能力を伸ばすために親がすべきこと
〇新生児期
脳神経科学的に、生まれたばかりの子供に、五感を刺激すると脳の成長に良い効果がある事が分かっています。
五感は、「触覚・聴覚・視覚・味覚・嗅覚」です。
そのなかでも、最初に発達する場所は「触覚」になります。
妊娠10週のころから触覚は発達し、その機能は誕生時までにほとんど完成されます。新生児期からフルに機能するため、五感のなかでも、脳の発達にもっとも重要度が高い感覚器官になります。
このことを知った上で、新生児期は子供を導くことは出来ないので、見守りや親からの積極的なコミュニケーションツール・ベビーマッサージで触覚を刺激し、脳の発達を促す事がおすすめです。
ベビーマッサージで脳の発達を促すことで、運動能力などの向上が乳児の発達比較の研究で分かっています。
〇マッサージを積極的に行うウガンダと行わないアメリカの違い
↓ ↓
アメリカとウガンダの乳児発達比較表 | ||
アメリカ | ウガンダ | |
首が据わる | 3ケ月 | 4~6週 |
腰が据わる | 7~8ケ月 | 4ケ月 |
立って歩く | 12~14ケ月 | 8ケ月 |
走り始める | 24ケ月 | 12~14ケ月 |
〇ベビーマッサージの効果の記事はこちら
↓ ↓
〇1~3歳
1歳を超えてくると立ち、そして歩けるようになり行動範囲が広がってきます。
この時重要なのは、五感すべてを刺激してあげることです。
下が危なく無ければ、裸足で歩かせたり、色んな場所の音・景色を見せたり、全身で体感させる事で脳が発達していきます。
どんな危ないことをしていても、目を離さず見守り、危険を察知し救い上げる事が重要です。危ないからとすぐ止めさせては、せっかくの学びの場を奪ってしまいますから。
この0~3歳までの間に、脳の80%が形成されてしまうのでとても大切な時期となります。
スキャモンの発育曲線(参考)↓
〇4歳以降
4歳以降は、子供の精神の発達状況により異なりますが、親の促し・導きが大切な時期に入ってきます。
子供は全ての事が初めての体験ですので、正直好きも嫌いも良く分かっていません。
嫌だ―といっても、やったことがないのですから「何となく嫌」にすぎません。
まずはやらせてみて、合うか合わないか一つ一つ判断していく必要があります。
勉強もスポーツも遊びも、すべてが脳の発達につながります。
親がもし導きたい方向があるなら、無理やりではなく一つ一つ確かめながら、促していくことで子供を成長させることができます。
子供の成長の実感
子供の成長を促すために、スキー・スケート・バレエ・サッカー・水泳・バトミントン・ゴルフ・釣り・キャンプ・川遊び・海遊び・アスレチックなど、たくさんの事を週末のたびに体験させてきました。
その中から、なにかやりたい事が出てくることがあるか、それとも別の何かがと思っていましたが、見事にやりたい事が生まれ始めています。
長女は、筋力系の発達が早く、運動能力が高い子です。精神面では努力家で、コツコツと積み上げていくことができます。
IQに関しては、キッズアカデミーの試験で130を超える事ができました。
現在は、ピアノ・水泳で目覚ましい成長を見せているとことろです。
長男については、精神面が幼いのと背丈が低く筋力系の成長はまだまだですが、瞬発力があり、短距離の足の速さなどアジリティが高いのが特徴です。
最近は、親の促し・導きによりサッカーに少し興味を持ち出し、上手になりつつあります。
IQは130を超えるかはまだ未知ですが、何事にもセンスがいい子だと感じています。
2人の子供を現在まで育てて思う事は、何事にもセンスが無く運動能力も低い「平凡」な親からも、「非凡」な子供を育てられる事を実感しています。
子供の今後の成長曲線
子供の成長の未来は、まだまだどうなるかはわかりません。
しかし、今後も親として促し・導きを継続することで、「非凡」なまま成長を続けられるはずです。
いま現在、長女・長男が通っているスイミングスクールは、ジュニアオリンピックやジャパンオープンで優勝やメダルを取るような選手を輩出している所です。
最初は、スイミングスクールの1級まで終われば卒業かなと思っていましたが、ここから長女の中に眠っていた炎が一気に燃え上がりました。
実は、保育園の時から水泳の進級争いをしていたお友達が、スイミングスクールの選手コース期待の星として注目されているのです。
「小さいときは、勝ってる時もあったから、必ず同じくらい速くなれるはず!もっともっと、速くなってメダルをたくさん取りたい!!」と本人の意思表示がありました。
親としては、練習日数も多く、厳しい練習をこなさなければならない選手コースに入る事を躊躇していたのですが、本人の意思がとても固く、何度何度も確認したうえで頑張らせる事にしました。
するとどうでしょう!?やはり本人の本気度が違うし,楽しんで泳いでいるのでぐんぐんと成長していきます。
子供の能力を向上させるポイント
能力を向上させるポイントとしては、最終的には、本人の自覚や取り組む意識・本気になれるように、促す導きができるかどうかです。
理論的には分かってはいても、なかなかそう出来ないのが実情かと思います。
長男は、サッカーをもっと多くやらせたいと思っているのですが、サッカーは好きですが、まだ本気で取り組む姿勢とはなっていません。
これは、一緒にスクールに通っている子達との大きな違いです。一緒のスクールに通っている子は、サッカーに本気で、小学1年生で既に週6回の練習を積んでいます。
長男は、週1の割にはセンスがいいのですが、練習量が圧倒的に少ないので突き抜ける事ができません。
もっと好きになる可能性を捉え、親として導きに取り組んでいかなければならないと思っています。
さて、話は長女にもどって、
「伸びる子供は、目的意識をしっかりと持っている」といいます。
友達に勝ちたい!メダルをたくさん取りたい!!楽しくて仕方がない!!!
これって、めちゃくちゃ目的意識ありますよね。
伸びる子とそうでない子の違いは、やはり、親にやらされてやっているのか、それとも自発的にやっているのかの違いがあります。
勉強もスポーツでも、無理やりやらされていると身に入らず、結局思ったように能力が延びないので、子供も親もがっかりとした結果になりかねません。
本人が興味を持ち、泳ぐことが大好きで目標意識もある。そういった状況にすることができて、子育てに力を入れて来た親として幸せな事だなと感じています。
もし、将来的にジュニアオリンピックやオリンピック選手になれる事があったとしたら、とてつもなく幸せなことでしょう。
もちろん、水泳で人生を終わらすわけではないので、バランスよく様々な能力も伸ばしつつとは、思っています。
「平凡な親が子供を非凡に成長させる方法」まとめ
「平凡」な親から「非凡」な子供は育ちます。
そのためには、親が子供の脳の成長に対する知識と意欲を持ち、子供の成長に積極的に関与していくことが重要であり、子供にコントロールされず、促し・導きを行うためには強い信念と忍耐力が必要になります。
現在、長女は自分で目標を定め走り始めました。もう、親のコントロール下では無く、自分の意思でです。
長男も、水泳・サッカーを最近は頑張っていて、目覚まし成長を遂げてきています。
出来れば、サッカーが大好きで、練習をもっとしたい!!と思う子になって欲しいですけどね。
子供の未来の可能性は、子供のころからの親の知識と意欲に基づく、促し・導きが世界を広げていきます。
最終的に、実現するのは子ども本人ですが。
皆様に、子供の成長で良い報告が出来るように継続していきたいと思います。
では。