こんにちは。
我が家は、子供の成長への促しを夫婦で心掛けています。
現状は、妻に大部分をお任せしていますが、家族として共通のマインドを持つことが一番重要です。
しかし、最初から夫婦が子供の未来のために子供の促しを頑張っていたわけではなく、少し温度差がありました。
妻は、主婦として家庭にいるだけでなく、社会に進出したい願望が強く、社会進出 > 子供の成長という比重割合で子育てよりも若干仕事を優先していました。
ただ、子供を成長させたいという芯の部分は同じであり、話し合いを行い、最終的には成長を促すために最大限の協力をし、今では多くの習い事にチャレンジしています。
その一つがピアノです。
- 長男ピアノの発表会での敵前逃亡事件
- 「子供の成長への促しは日々己の精神との闘い」まとめ
長男ピアノの発表会での敵前逃亡事件
子供の成長の促しの成長過程が確認できるピアノ発表会の12月20日の当日のことです。
ピアノを始めてはや4ケ月。
この日が来るまでに子供のピアノの横に付き添い、日々の自宅練習を促してきました。
毎日毎日繰り返し練習を促し、徐々に子供も、1日1回の練習をノルマとしてやるようになりました。
そして、発表会までに妻は、先生へのお礼や子供の衣装を考え、時間が無い中、出来る限りの準備を妻が行ってくれました。
「子供に恥をかかせられない」との焦りから、直近の生活から当日までキリキリしており、長女に厳しくあたっているように見受けられました。
当日は、子供の泣きわめきあり、食事時間が無いなどバタバタと会場につき、子供たちに着替えを促します。
すると・・・ここまで精神状態的にも普通で、なんの問題も無かった様に思えた長男の表情がみるみるうちに変わり、「嫌だ!」「着ない!」と突然豹変しました。
私 ど、どうした。。急に。。(;´・ω・)
長男 嫌だ!やりたくない!着ない!!
私 いいから着て!
長男 嫌だ!着ない!やらない!!
私 おいおい、ここまで来てどうした(;´Д`)
長男 嫌だ!!
私 じゃあズボンはいいから、Yシャツとジャケットだけ着て
長男 嫌だ!!
私 いいから!
ちょっと不穏な空気・・・を感じましたが、
衣装の半ズボンが嫌なのかと思い、ジャケットとYシャツだけ着る事で説得し、なんとか着替えてもらいました。
そして、受付を終え会場の席に座り、第1グループ2番目の演奏順だった長男は早速呼ばれます。
すると・・・
どうにもこうにも、石のように固まり動いてくれません。
私 どうしたんだよ、今までそんな発表会が嫌なんて言ってなかったのに
長男 嫌だ、やりたくない
私 ちょっと弾いてくるだけだから
長男 嫌だ!つまんない
長男 嫌だ、フォートナイトずっとやる!チョコレート買って!Nintendo Switch買って!
私 フォートナイト今日は好きなだけいいよ。チョコも買う。Nintendo Switchはママと相談するから
長男 嫌だ!
私 ・・・
妻 頑張ったらSwitch買ってあげるから
長男 嫌だ!
私 ほら頑張ったらSwitch買ってくれるって
長男 嫌だ
私 今やらなかったら2度とSwitch買わないよ
長男 買わないの嫌だ
私 じゃあやって
長男 嫌だ!
Switch購入という最終兵器を許可しても、まったく動いてくれず(;´Д`)
私 (ここできたか・・・精神の弱い俺の子供だし、気持ちはわかる。。)
そして妻がつぶやきます。
妻 ほんとあなたの遺伝子を恨む。私の遺伝子にこれは無い。
私 (こればっかりは否定できない。俺の精神は相当弱い。なぜなら、のび太君以下だ)
本人の名前が呼ばれる館内放送が流れ、順番が来ましたが、子供は外に逃走してしまっていました。そんな状況で親としては半ばあきらめていました。
妻は、いままでの努力が報われない行動に、
なんでウチの子だけ・・・
泣きそうな悲しい気持で、先生に出来ない旨のブロックサインをだし演奏を飛ばしてもらいます。
その後は、先生も呼びかけに参入してくれて、先生・妻と私と変わるがわる説得に入ります。
・・・が、まったく動こうとしてくれません。
私 プレッシャーに負けちゃったんだな
妻 自信が無いんだね・・・
私 まだ習って4ケ月だから仕方がないよ。。
第1グループが終わり・・・第2グループが終わり・・・第3グループ・・・
それでも必死の説得が続き、第4グループが最終です。
妻の必死の説得が続きます。
長男 Switch買ってもらえないの嫌だ!嫌だ!嫌だ!
長男の声が聞こえてきましたが、
急に長男がおとなしくなりました。相当、妻に諭され覚悟したようです。
第3グループが終わった時トイレに向かおうとすると、私に長男がついてきて、
私 弾くの?
長男 弾かない
私 Switchもらえないよ
長男 嫌だ、弾く・・・やっぱり弾かない
まだ、迷いがあるようでした。
トイレを出てそのまま先生のところへ連れていくと、急にまた足取りが重くなります。しかし、先生ところまで押し、引き渡して任せました。
すると、足取りは重いですがそのまま演台に登り、バックヤードに促されていきます。
私 ふぅーほんとにやるのかな?
妻 だいじょうぶでしょ
そして、第4グループの演奏の館内放送が流れ、順番は1番で弾く事になります。
先生と一緒にピアノまで行き、横に付き添ってもらって弾き始めました。
なんとか・・・
— コッキー☀️人生を楽しむことだけを考える✨ (@fantasista77788) 2020年12月20日
発表順を最終日グループに移して演奏😅
よく頑張りました👍 pic.twitter.com/0g4Yc4Bf05
・・・無事、問題無く上手に弾いてくれました。
最後は笑ってしまいますが、非常に疲れた1日となりました。
本来は、午前中に大きな会場でサッカーの試合があり、続けざまにピアノ発表会の予定だったのですが、たまたま、新型コロナ発生につき中止になったのが幸いでした。
もしあったら・・・
恐ろしいほどの殺伐としたバッタバタ状態だったことでしょう。
「子供の成長への促しは日々己の精神との闘い」まとめ
子供の気持ちはいきなり変わり、想定していなかったことが起きます。
もう、大人も若干パニック状態です。
子供の頭の中・心の中で、何がおきているか予想がつきません。
現場までひょうひょうとしていて、何のプレッシャーも無いように見えていたのですが、突然です。
会場が大きいから?衣装が嫌?プレッシャー?つまらない?単純に嫌だ?
あとで子供に聞くと、まったく緊張しなかった。ただ、楽しくないから嫌だったとは言います。
やはり緊張からやりたくないという気持ちが強くなり、楽しくないという理由付けで頑なに固辞したのだと感じています。
まだまだ、人生経験も足りないし、普段から緊張を強いられる状況なんてめったにありませんから。
親としては、そういう状況から背けさせるのではなく、経験させる事が重要だとおもっていますが、いざ、子供の反発に振り回されると、親はエネルギーを浪費し疲弊します。
だからといって、挑戦させることをやめたら親の負けだと思っています。
親も挑戦させない方が楽ですから。
私自身の親が、挑戦から逃げさせてくれる親だったので、精神が弱いまま大人になってしまた要素はあると考えています。
親も、大変な事を避けたかったのかもしれませんね。
しかし、子供が想定外の行動に出る事も想定しつつ、そうなる事も想定しつつ、促しを頑張らなければいけません。
最近、習い事が少し順調だったので、長男は天邪鬼で幼く、どんな習い事でも参加までの促しに時間を要する、時間のかかる子であるのを忘れてました。
子供は、思った通りには成長してくれません。いかに子供と一緒に弱点を補い、強みを伸ばすように、促して行けるかです。
親も日々勉強です。
今回は、いい教訓・いい再確認になりました。
これからも、日々子供と一緒に成長していきたいと思います。
では。