ブログを書く方やセールスを行なっている人であれば、一度は耳にしたり、手に取って読んだことがあろう書籍「ザ・コピーライティング」のポイントのご紹介です。
この本は、まず手に取って読みたくならない分厚さ、読みにくさ、値段が高いという、一般の方が最も買いたくない部類の本です。
とはいえ、書いてある内容に間違いはなく、コピーライティングを学びたい方は読んでおくべきなのです。
DaiGoさんが「価格の10倍の価値がある」と絶賛しているように、しっかりと読み込むことができれば、アフェリエイトやコピーライターとして、かなりの成果を生むことが可能となります。
1.「ザ・コピーライティング」の活用法
この本の活用方法としては、
- ①すぐに見出し(コピーライティング)が必要な時のツールとして
- ②新しい型を考え出す想像力の刺激剤として
以上の2点が挙げられます。
この効果があった型は、書籍の中で紹介されており、その見出しは後程紹介していきたいと思います。
まず「イメージコピー」と「レスポンスコピー」って聞いたことありますか?
その効果については、所説ありますが「イメージコピー」よりも「レスポンスコピー」の方が重要(DaiGo氏談)と言われています。
まずは、イメージコピー例から。
『そうだ。京都へいこう。』
このコピーはかなり秀逸で、世の中にかなりのインパクトと効果があったと認識しています。
このコピーのポイントは、「エッ何!?」と興味がワクかもしれない効果がありますが、そこには何があるかわからない不確定要素含んでいます。
たまたまバズってクリック率・閲覧が増えて誘導の数が増えればいいですが、ベネフィットが伝わっていないため、誘導の数が増えなかった場合に効果につながりにくい=空振りになるというデメリットがあります。
確実にバズらせることは出来ないですし、その確率は低いことから、効果が出せる人が限られてしまうのです。
次に、レスポンスコピーです。
『11月は京都行きのチケットが半額になります。』
「半額」という具体的なベネフィットが提示されていて、お得感がそうなんだと伝わりやすく、効果に直結するコピーとなります。
効果に直結する内容が示されているため、目にしてさえもらえれば購入につながりやすいのです。
どちらが、皆様にとって作りやすいコピーか。
当然、そのある状況を知って、具体的にベネフィットを伝えればいいわけなおで、誰でも作れる・作りやすいコピーとなるのです。
イメージコピーは「バズる事」が前提となるため、博打感が強く、外れれば誰も見向きもしないことになってしまいます。
そのため、「イメージコピー」よりも「レスポンスコピー」の方が、誰でも作成できて伝わりやすく、重要な技法と言われるのです。
一般的にコピーは短い方が良い認識があるかもしれませんが,レスポンスコピーであれば,コピーが長くても(必要な情報であれば)問題ありません。
そして、伝わる可能性を高めるには、ターゲット(ペルソナ)をより具体的に想像し考えることで、より伝わりやすいコピーの作成が出来るのです。
2.ジョンケープルズ過去から学ぶ成功したコピーの型
以下、世界で成功したコピーの『型』を羅列します。
①見出しを「ご紹介」で始める
②見出しを「発表」で始める
③発表のニュアンスがある言葉を使う
④見出しを「新」で始める
⑤見出しを「いま,さあ,ついに」で始める
⑥見出しを「とうとう,いよいよ」で始める
⑦見出しに日付や年を入れる
⑧見出しをニュースネタ風にする
⑨価格を見出しのメインにする
⑩割引価格をメインにする
⑪特価品をメインにする
⑫支払いの簡単さをメインにする
⑬無料提供をメインにする
⑭役に立つ情報を提供する
⑮「エピソード」を伝える
⑯見出しを「〇〇する方法」とする
⑰見出しを「どうやって,このように,どうして」とする
⑱見出しに「理由,なぜ」を入れる
⑲見出しに「どれ,どの」を入れる
⑳見出しに「他に(誰か)」を入れる
㉑見出しに「求む」を入れる
㉒見出しを「これ,この」で始める
㉓見出しに理由の「~だから」を入れる
㉔見出しに仮定の「(もし)~なら,(もし)~しても」を入れる
㉕見出しに「アドバイス」という言葉を入れる
㉖見出しを証言スタイルにする
㉗読み手を試す質問にする
㉘1ワード見出しにする
㉙2ワード見出しにする
㉚3ワード見出しにする
㉛いまはまだ買わないように伝える
㉜広告主から相手に直接語りかける
㉝特定の個人やグループに呼びかける
㉞見出しを質問形式にする
㉟ベネフィットと事実を数字で伝える
と多くの型を並べてみました。
どれがあなたにとって使いやすいか?型を使い効果を試しながら、実践の中で学んでいくことが重要かと思います。
3.「数千億の売り上げの効果があがったコピーライティング技法」まとめ
実際に、このブログの過去に書いた記事のいくつかはバズりましたが、それが、コピーでGoogleが評価してくれたのか、サムネイル画像や内容で評価してくれたのかは全くわかりません。
もちろん、興味を惹くコピーであれば、クリック率が上がるのは誰でも理解できると思います。
せっかくブログ記事を書くならば、1回でもバスりたいですよね。
時間をかけて記事を作成し世に出すのですから、少しでも皆様に伝わるように、35のコピーの型を実践してみてはいかがでしょうか。